世界は広い
「ミツマタ」
いよいよ、バンクーバーオリンピック開幕。
朝食の後片づけと掃除をすませて、食堂の大きなテレビの前に陣取る。
広い食卓の上でないと出来ないパッチワークの作業をしながら、開会式を見る。
アメリカだけでなく、カナダも本来は先住民のものだったことを改めて知る。
選手団入場の時は、横に地球儀を置いて、その国がどこにあるのか確かめながら見た。
「地中海にある・・・」
「カリブ海に浮かぶ・・・」
「旧ユーゴスラビアの・・・」
と解説してくれるのをヒントに探すのだけれど、入場してくるスピードで探すのはけっこう難しい。
学生の頃に習った国名からだいぶ変わっているし、最近独立した国もあるし・・・。
もともと私は世界地図の上でも方向音痴なもので、実はバンクーバーもカナダのどこにあるのか知らなかった。
ケイマン諸島の場所がどうしても分からなかった(と言うか、地球儀に載っていなかった)。
後でインターネットで場所を確認する。
ジャマイカのすぐそばだった。
もう一つ、「サーカス」という聞いたことのない国があったが、夜のテレビでもう一度確かめたら、「キプロス」の聞き間違いだったと分かる。
82の国と地域の参加というのは、冬季オリンピック史上最多だそうだ。
アフリカや中南米の国々には思わず声援を送ってしまいたくなる。
常夏の国ジャマイカの選手がボブスレーに挑戦する「クール・ランニング」は面白い映画だった。
フィクションの部分も多いらしいが、実話をヒントにしている。
赤や白が多い中で、スロベニアの鮮やかなグリーン、ブラジルのモスグリーンのユニフォームが新鮮な感じ。
日本の選手団の中で、織田信成クンが運動会で行進する学生のようで、可愛らしかった。
最後、聖火がなかなかつかない。
放送終了時刻を5分、15分、30分・・・とどんどん過ぎて行き、テレビに内蔵された番組表もころころ変わっていく。
NHKの番組編成局の人は大変だっただろうなと同情する。
思い切り引っ張って、ようやく点火。
結局3時間以上かかったことになる。
その後も録画してある「龍馬伝」「曲げられない女」を見ながら、パッチワークを続ける。
天気が崩れそうなので、3時半過ぎ、いつもより早めに海の散歩に出かけた。
5時半頃、空が明るいのに雨がザーッと降って来た。
変な天気。
朝はこんなに青空だったのに・・・。
今夜のジャンプ、ノーマルヒルを午前3時に起きて観るかどうか思案中。
by hideko0611
| 2010-02-13 21:52
| オリンピック
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