冬のきつね

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「キンセンカ」

今年最初の三連休。
祝日法の改正で、成人の日が1月15日じゃなくなってからもう10年たつが、いまだに慣れない。
小中学校の児童生徒及び先生は、始業式でさあ3学期のスタート!と思った矢先の三連休で、うれしいようなもったいないような気持ちだろう。
第2月曜というような決め方は、とても機械的で、成人の日も体育の日も敬老の日も、それぞれの意義がないようなちょっと淋しい気持ちがする。
たくさんの人があちこちに出かけて、経済が活性化するのはいいことだろうけれど。
先週は卓球に3回、パッチワークにも行った私は、この三連休はゆっくり休むのだ。

年賀状を見た心配性の西宮(今津)の叔母から手紙が来て、
「それにしても驚いたのは、猪や狸を見かけるとあったので、おそわれることはないのだろうかとちょっと心配になりました。
また『海』と走って大丈夫かなと気になりました。
もうそんなに若い年齢ではないのですから、くれぐれも体第一に考えて、無理のないようにしてください。」
と書いてあった。
それなのに、今日も旧道を海と駆け下りた私。
しかも間違えてよたろうさんの靴を履いて出たので、よけいに走りにくかった。
でもイノシシはともかく、タヌキは人間を襲うことはまずないだろうね。
ところで野生動物といえば、昨夜「ラジオ深夜便」で「こぎつね」の歌が流れたが、2番には
「こぎつねこんこん ふゆのやま ふゆのやま
かれはのきものじゃ ぬうにもぬえず
きれいなもようのなはなもなし♪」
という、冬枯れの野原で寒さに震えるかわいそうなこぎつねが出てくるのだった。
これは文部省唱歌なんだけれど、ドイツ民謡に日本語の歌詞をつけたもので、原曲はガチョウを狐に盗まれた人が文句を言っている、ちょっと過激な歌詞らしい。
「ガチョウを返さないと猟銃で撃たれるぞ」
という感じで、最後は
「ネズミでがまんしなさい」
と終わるそうだ。
かわいいこぎつねの登場する日本語バージョンとはえらい違いだ。
ところでこの歌を短調にして、
「こぎつねこんこん かぜひいた かぜひいた♪」
と歌うのは、正式なのか変形替え歌なのかどちらだろう?
正式な2番の後に歌うと、ちょうど風邪の理由がはっきりしていいかもしれない。
ついでに3番は、
「こぎつねこんこん あなのなか あなのなか
おおきなしっぽはじゃまにはなるし
こくびをかしげてかんがえる♪」
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雨の日に犬小屋の中にいる海みたい。
海は風邪もひかずに、大きなしっぽを振り振り、今日も元気に朝夕おさんぽ。
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by hideko0611 | 2010-01-09 18:10 | 音楽 | Comments(0)
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山口でのびのび自由に生きる柴犬「海」&「快」と、のびのび気楽に暮らす私の日記


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