初応募
「ハゼ(の実)」
この辺りにハゼの木が多いのは、江戸時代、徳山藩が産業振興(ハゼの実から蝋をとる)のために植えさせたからだって。
秋の紅葉は美しいが、かぶれやすい人は要注意。
わぁ~い、久しぶりの雨だ~。
水やりをしなくていいのがうれしい。
ついこの間まで梅雨の雨だったのに、すっかり秋雨。
しとしと降って、肌寒い。
昨日は夕食の片付けを終えると、本の続きが読みたくてお風呂もパスしたので、のんびり朝風呂に入る。
2、3日前まで暑いのでシャワーだけにしていたが、今日は湯船にしっかり浸かるのが気持ちいい。
その後、風呂場の壁と床を磨いておく。
というわけで、昨夜「守り人」シリーズ本編を読了。
登場人物がそれぞれの場所でしっかりと、強く優しく生きていく、素敵な終わり方だった。
まだ番外編2冊があるので楽しめる。
読み終わった本を本棚に並べていたら、棚がいっぱいになってきたので一部をダンボール箱につめて物置にしまうことにする。
その作業をしているうちに、文春文庫のマークを5枚集めると抽選でプレゼントがもらえる(「35人の作家 とっておきプレゼント」)というのが目にとまった。
文春文庫は司馬遼太郎とか池波正太郎、平岩弓枝の「御宿かわせみ」など、シリーズものが多いので、5枚と言わず、50枚ほどがあっという間に集まる。
はがきも常備しているので、ネットで応募要領を調べて書いたら、11枚にもなってしまった。
ついでに新潮文庫でずっと前からやっているYonda?CLUBの方も応募してみようかと、切り取り始める。
5枚からあるけれど、ピンバッジはもらってもしかたないので、20枚集めてマグカップか文庫カバーかエコバッグにすることに。
文春のようにシリーズものはないけれど、さすがに老舗の文庫だけあって、私もけっこう買っている。
20枚はすぐに集まった。
夕方よたろうさんにその話をすると、応募マークを切り取って窃盗で逮捕された人がいるよと教えてくれた。
ネットで検索すると、ホントだ!
昨日のニュースに載っていた。
400枚ぐらいをネットオークションに売って4万円ぐらいかせいだそうだ。
新潮文庫のマークも写真に写っていた。
必ずもらえるタイプのものがネットオークションでは売れるのだろう。
でも私がたまたま切り取った日に、そのことがニュースになるなんて不思議。
新潮文庫なんてずっとこのプレゼントをやっているのに、私が切り取る気になったのは初めてなのにさ。
ところでこんなことをやっていると、大学時代に書店でアルバイトをしていた頃のことを思い出した。
文庫の補充はアルバイト店員の仕事だった。
当時は文庫の棚は新潮と角川がほとんどで、講談社、中公、文春が出始めた頃。
時代ものの春陽文庫、外国文学の充実していた旺文社文庫など、今はないものもその頃は棚のかなりの区画を占めていた。
新潮文庫の発刊は1914(大正3)年で、岩波文庫の発刊の1927(昭和2)年よりずっと早いとは知らなかった。
文庫の競争はかなり熾烈なようで、いつもどこかの出版社がフェアをやっている。
最近は好きな作家の本は単行本で買うけれど、旅行の時、夜寝る時はやっぱり軽い文庫本が便利。
活字も昔より大きくなって読みやすくなっている。
また明日、新潮文庫を本棚から探してみよう。
夕食の一品にゴーヤの佃煮を作ってみる。
ゴーヤ1本につき、醤油30cc、酒25cc、みりん25cc、砂糖大さじ1、水25cc。
2、3分下茹でしてからこの調味料で5、6分煮る。
仕上げにいりごまとかつおぶし。
甘辛い中にほろ苦さも残っておいしい。
雨は夕方にはやんだ。
「あしがぬれるから、あんまりさんぽにいきたくないよぅ。」
(海はこの後ちゃんと散歩に行きました。)
by hideko0611
| 2009-09-12 21:33
| 読書
|
Comments(0)