妖にはまる
「雪割草(三角草ミスミソウ)」 (植え替えてただ今家の中)
この雪割草も陽春園で買ったもの。
珍しくてあまり重くないものを、数種類買って帰ることにしている。
「青い山脈」(古いなぁ~)に出てくる「雪割桜」ってこれのことかなと思ったら、違っていた。
そちらは「椿寒桜」の別名で樹の花。
こちらは山野草。
たぶんうまく育てられないと思うが、100円ショップで買って来た鉢に植え替えたところ、長くてしっかりした根がついていた。
山野草は夏越しに失敗するんだよね~。
蘭の仲間も。
園芸一筋に励めばいいのだろうが、そこまで熱心でないので・・・。
でも蕾はちゃんと開いてくれた。
昨日より少し寒さがゆるむ。
寒くても、ここのところ晴れが続いているのは、やはり春が近いからかな?
スーツをクリーニングに出しに行ったり、最後の婦人会の会合の相談やお弁当の注文に行ったり、ちょっとだけ動いてみる。
玄関にお雛様も飾ってみた。
私の部屋の机の上にも、飾る場所を確保しないと。
しまいっぱなしはよくないって言うので、小さなものばかりだけれど、毎年ちまちまと飾っている。
「しゃばけ」シリーズの「おまけのこ」と「うそうそ」を続けて読み終わる。
ずっと前にマツノ書店(古書店)で買って、そのままになっていたもの。
「しゃばけ」を最初に買って
「おもしろいよ。」
と教えてくれたのはよたろうさん。
だからこのシリーズは2人で楽しんでいる。
「ねこのばば」まで3冊読んでしばらく間が空いていたが、再び「しゃばけ」ワールドにはまってしまう。
「鳴家(やなり)」という小鬼の妖(あやかし)がかわいくって、私もふところに入れて遊びたくなる。
このシリーズは、底を流れている、一人前(普通)でない者たち(異形の者も含む)の哀しみが深い味わいをもたらしているような気がする。
病弱な若だんな、お菓子作りがうまくできない栄吉を初めとして。
イラストも完璧に私好み。
イラストレーターの柴田ゆうさんは、私が最近読みふけっている米村圭伍の「風流冷飯伝」「退屈姫君伝」なども担当している。
両シリーズとも、作品世界とイラストがぴったり合わさって相乗効果を上げている。
我が家の妖、海。
よたろうさんを引き連れて山に帰る(ウソ!)。
ほかの妖と闘って、骨をくわえてくる(ウソ!)。
by hideko0611
| 2009-02-18 19:39
| 読書
|
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