りぼんの世界
「フユシラズ(冬知らず)」(我が家)
天気予報どおり、昼から雨。
夕方には本格的な降りになっていたので、海の散歩はなし。
昨日はフーちゃんに遭遇してうれしい海だったのに。
一昨日は、上と下ですれ違い。
悲しく別れる2匹であった。
フーちゃんは海の一番の仲良し。
飼い主の方とも以前から知り合いなのだ。
おとなしくてきれいなフーちゃん。
一方の海は・・・。
私は午後パッチワークをしていたが、一昨日から寝る前に1日1冊ずつ読み始めた矢沢あいの漫画「天使なんかじゃない(完全版で全4冊)」の続きを読みたくなり、残り2冊を一気に読む。
少女漫画の王道を行く作品だ。
NHKBSでやっている「私の1冊 日本の100冊」がスタートする時の特別番組の中で、女優の宮地真緒が絶賛していたので記憶に残っていて、先週ブックオフで発見して買ったもの。
今から17、8年前にりぼんに連載されていたので、その頃はあまり漫画を読んでいなかった私は初めて出会う作品。
久しぶりに漫画のおもしろさにどっぷり浸ってしまった。
誰ででも好かれる前向きな主人公の女の子、とちょっと屈折した魅力的な男の子の関係を描くだけなら、うすっぺらになるところを、癖のある脇役を登場させ、世界を立体的にしている。
高校の生徒会を舞台にしているのも、なんだか懐かしい。
そして何より、結末がハッピーエンドというのがいいではないか。
同じ作者の「NANA]は途中まで若い友人に借りて読んでいたが、最初の方から不幸な結末を暗示していたので、読むのをやめてしまった。
途中に肉じゃが作りをはさみながら、最後まで読み終えて満足。
by hideko0611
| 2009-01-29 18:17
| 読書
|
Comments(0)