燃える夏の始まり

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「ジンジャー(花縮砂 はなしゅくしゃ)」
これからしばらくの間、次々咲き続ける。
花形もきれいだが、香りがすばらしい。
背が高いので、数本切り取って大きな壷に生けると、さえざえとした美しさ。
食用の生姜とはちょっと違う。
オレンジ色の花もあったらしいのだが、今は絶えてしまった。
・・・と思ったら、下の畑にいっぱい咲いていたのを夕方発見。
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匂いは白の方が強い。

世界陸上大阪大会開幕。
TBS系列で大阪・・・ということで、MBSの八木早希アナや前川麻子アナがリポートする姿を見るのもうれしい。
開幕に先立って、午前6時から男子マラソンだというので、いつもより早く起きてテレビを見ていたのに、号砲が鳴ったのは7時。
テレビ局の陰謀だ~。
朝の水やりもよたろうさんに代わってもらって、食事中以外ずっと観戦した。
残念ながら日本勢は、5位、6位、7位という結果だったが、酷暑の中で、尾方の攻めの走りがよかった。
前半トップ集団についていけたらよかったのだけれど・・・。
私が少し応援している高岡寿成や藤田敦史が出られなかったのも残念だ。
懐かしい大阪の街並み(中之島公会堂、大阪城など)が画面を流れていく。
毎年友人が走るのを応援に行っている大阪国際女子マラソンのコースだ。
団体では金メダルだが、選手達にとって、この金というのはどれほどの意味があるのだろう?
体操団体の場合などとは全く違うことは確かだが。
男子マラソンを皮切りに続々と予選が始まっている。
夏の最後を彩る大会にしばらく時間を奪われそうだ。
民放のスポーツ中継で、チームや個人にやたらキャッチフレーズ(しかもとても軽い)をつけるのには違和感があるのだけれど・・・。
(それと、どのマスコミもメダルの数を毎日数え上げるのもやめてほしい。)
為末の「侍ハードラー」ぐらいはまだいいとしても、かなり無理やりのもあるし、ニックネームと一緒で、本人にとってうれしい呼び名ばかりだろうか?
まあ、そんなことは気にせず、高い能力と鍛え上げた肉体が競い合う、現時点での世界最高の勝負を楽しむことにしよう。
そうそう、もう一つ気になることが。
100mで誰でも2回目にフライングしたら、その人が失格というのは理不尽なようだが、フライングすれすれのスタートダッシュをしないと勝てないという極限状況だから、しかたないのかなぁ。
非体育会系の私のスポーツに対する見方は、ちょっと普通とは違うのかもしれないが・・・。

震災や引越しのどさくさで失くしたと思っていた本のうち、コミックの「巨人の星」は若い友人が探してくれて手元に戻った。
しばらく前から見当たらなかった川端康成の「東京の人」(新潮文庫)が今日見つかった。
もう文庫では絶版になっていて、全集でないと手に入らないということなので、見つかってよかった。
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なぜか夏目漱石のところへ遊びに行っていた。
川端康成の小説って、今読んでも面白いんだよ~。
男性作家で女性の気持ちが描けていない人がけっこういるのだけれど、この人は違う。
「女であること」なんて、どうして男性にこういう話が書けるのだろう?
見つかったうれしさに、思わずページをめくり始めたら止まらない。
もう一つ、萩尾望都の「ポーの一族」や「トーマの心臓」など一連のコミックが全て行方不明。
処分した覚えはないのだけれど。
「ポーの一族」は、この前小学館漫画文庫で購入しなおしたが、やっぱり名作だ。
でもこの頃文庫サイズの漫画を読むと、目がしんどいしな~。
新しい装丁で大判で発行されたのは、1冊1400円といい値段だし。
どこの異空間へ行ってしまったのだろう?

今日の海。
「笑っちゃうぐらい暑いね~。」
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「でも行水はいやだい。」
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「また体を汚しちゃうよ~。」(バッタがいたので)
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えへっ。
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by hideko0611 | 2007-08-25 14:19 | 日記 | Comments(0)
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山口でのびのび自由に生きる柴犬「海」&「快」と、のびのび気楽に暮らす私の日記


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