東京物語
「アブチロン(黄花)」
徳山に行くたび、気になっていたことがある。
いったいどうしてこんな名前がついているのだろう?
駅前の商店街が銀南街で、その辺りの地名が「銀座」だけれど、これは日本中どこにでもあること。
今津にも銀座があった。
そのまちで一番にぎやかな商店街を「銀座」と呼ぶのが流行ったのだろう。
そうそう、銀座と言えば、3日前に、東京出張に行った神戸の友達が、本家の銀座のお菓子を宅急便で送ってくれた。
清月堂本店という和菓子屋さんのもの。
一つひとつが小ぶりで、やさしい甘さ。
彼女の気に入りのお菓子だそうだ。
3種類、20個も入っていた。
ありがとう。
私も東京に行くと、必ず1回は銀座に行く。
初めて銀座に行ったときは、アーケードがないことにびっくりした。
資生堂パーラー、千疋屋、もなかで有名な「空也」などを探して、そぞろ歩いた。
高級感あふれる店が多くて、すし屋さんなんてこわくて飛び込みでは絶対入れないけれど、バーゲンの帽子を買ったり、アロハシャツの店をのぞいたりした。
UFOキャッチャーをしたら、浴衣を来たミニーちゃんをお情けでとらせてもらえた。
外れの方は「金春湯」という銭湯があったりして、とても親近感を感じるところもある。
大学時代の友達(長年東京在住)に、その近くにある「樽平」という飲み屋に連れて行ってもらった。
お酒(樽平)がおいしく、値段も手頃。
ホヤ、玉こんにゃくなど東北地方のアテがあって、関西人の私にはとても珍しかった。
話をもどそう。
徳山からもう少し西に進むと「新宿」という地名があるが、これもどこかにありそう。
ところが「代々木」となると、あまり他に例をみない。
「代々木」というのは「明治神宮の参道付近にある名木」ということで、徳山につながるものは何もない。
もっとびっくりすることがあった。
調べてみると、徳山にはこのほかに「晴海ふ頭」「横浜町」「原宿町」「千代田町」「青山町」なんていう地名もあるのだ。
実は徳山が戦災で破壊された後、復興計画のひとつとして、東京の地名がたくさんつけられたらしい。
名前だけまねしても・・・という気もするが・・・。
徳山駅周辺の再開発が、周南市の大きな問題となっている。
この前の市長選で、再開発計画を見直そう派の人が当選したので、これからどうなっていくのかな?
ほかの地方都市と同じように、シャッターの閉まっている店がふえている今、雑踏はいらないけれど、東京の元気さを少し分けてほしい。
今日の海。
「なにもそんな暑いところで寝なくったって・・・。(私)」(午前 庭にて)
「なにもそんな暑いところで転がらなくったって・・・。(私)」(夕方 路上にて)
最近散歩のたびに必ず2,3回は地面に転がる海。
べつに駄々をこねているわけではなく、すぐにすっくと立って歩き出すのだが、時には10秒以上ころんころんしていることも。
背中がかゆいのかい?
by hideko0611
| 2007-05-08 22:07
| 日常の謎
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