相撲人生を聞きに行く

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「うちの菊⑩(赤)」

天気が下り坂になる予報。
その予兆のうろこ雲とぽっちりの朝焼け。
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11日ぶりの雨になりそうだ。

よく働きよく遊ぶ11月。
今日は午前中ピアノのレッスンに行き、午後は防府のアスピラートに、元関脇の寺尾関(現・錣山親方)の講演を聞きに行く。
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入場は無料だが、はがきで応募して返事が届いた人が行けることになっている。
よたろうさんと2名で申し込み、入場はがきの返事も届いて喜んでいたが、よたろうさんの書道のお稽古日が明日から今日に変更になったために行けなくなった。
一人で行くのはちっとも苦にならないが、せっかく申し込んだのに2名で行かないともったいないし、人数が減ると錣山親方にも申し訳ないと思って、お相撲に興味のありそうなパッチワークのヤチヨさんをお誘いする。

講演は2時~3時半で、その前に地元のグループの発表会があった。
(フォークダンス、南京玉すだれ、フラダンス)
シルバー世代の元気な姿を見ているのは楽しい。
そして講演はとてもよかった。
親方が大相撲放送の解説にたまに来られたときも、コメントが的確でわかりやすいと思っていたが、弁舌爽やかでユーモアもある。
子どもの頃いじめられっ子だった話、兄弟の中で一番最後に入門し、一番下の立場でつらい思いをした話、千代の富士や貴乃花に対する思い、体重をふやすために苦労した話、親方として弟子たちに元気をもらえている話など、時系列に沿って話された。
私も贔屓にしている阿炎関の命名の由来は、自分がずっと「アビ」と呼ばれていたことから、それも赤ちゃんのときに外国人に「a baby」と呼ばれたことに端を発していることも分かった。
相撲や弟子たちに対する深い愛情も伝わってきた。
貴乃花親方はまっすぐすぎる人という評をされていた。
山口出身の元豊真将関も部屋付き親方だし、錣山部屋をますます応援したくなった。

そうそう、思いがけない出会いもあった。
ヤチヨさんとの待ち合わせまで時間があまりなかったので、防府駅の立ち食いうどんを食べに入って、天麩羅うどんをすすっていたら、中でうどんを作っていた女性に話しかけられた。
「時々防府にうどんを食べに来ていた方じゃないですか?」
驚いて顔を上げると…
2年ほど前に閉店したが、商店街から少し横道に入ったところに昔からあったうどん屋さんの奥さんだった。
古いひな人形などが飾ってある古民家のようなたたずまいと、いろいろな種類の天麩羅を揚げてもらえるのが気に入っていたので、こちらに帰って来る前にも、初詣などの帰りに寄っていた。
お客さんが少ないときには少しお話をした。
世間話よりもちょっと深い、人生に関する話。
お店も奥さんも雰囲気がよくて好きだったので、閉店したときは寂しかった。
それでも合計10回も通っていないと思うのに、覚えてもらっていたことがうれしい。
もし私が「忘れ得ぬ人々」という題でエッセイを書くことがあるなら、きっとこの人のことも書くだろう。

雨を心配していたがなんとか大丈夫で、帰ったのが4時半頃だったので少し薄暗くなっていたが、夕方の散歩もちゃんと行けてよかった。
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「ボクはひっぱられなくてもさっさとあるきましたっ。」
いい子の快だった。

最近いつも同じ木のてっぺんにジョウビタキの♀がいる。
たぶん同じ子だと思う。
お山の大将のいばりんぼさん。
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by hideko0611 | 2018-11-08 21:00 | 日記