どんなに暑くても8月は終わる
お盆にかかるので、第3週から第5週に延びた読書会の日。
「逃亡」(帚木蓬生著)はあまりの分量の多さと、冒頭の拷問シーンの残虐さにギブアップした人が多かった。
覚悟を決めて読みだしたら、思いのほか面白く、考えさせられることも多い、いい小説だったが…。
会の冒頭で、以前読書会のメンバーだったが、高齢とご病気のために退会されたKさんの訃報を聞く。
お別れの日はそう遠くないと思ってはいたが、やはり悲しい知らせだった。
読書量が豊富で舌鋒も鋭く、でも心はとてもお優しい素敵な方だった。
ご冥福をお祈りいたします。
ランチに久しぶりに参加する(一福)。
お店を出たら、さっきまで真夏のような青空だったのに、通り雨があったらしくて、バイクがひどく濡れていてびっくりした。
その後イズミで買い物をしていたら、もうすぐ家というところでまた空が曇って来たので、慌てて帰る。
幸い今日も濡れなかった。
夕方も雨が降る前に…と、久しぶりに4時半から散歩に出る。
「まだ8月」と書いたのがついこの間のような気がするのに、暑い暑いと言いながらも8月が去っていく。
涼しくなる(本当か?)のはうれしいけれど、終わるのが一番寂しい月は8月だ。
夏休みの終わりと重なる(今はそうでもない学校もあるが)というのが一番の原因だけれど。
<8月読書記録>
「のこった」 星野 智幸
「ワシントンのうた」 庄野 潤三
「とるとだす」 畠中 恵
「卓球の鬼と呼ばれて」 平野 早矢香
「むすびつき」 畠中 恵
「インド綿の服」 庄野 潤三
「おしゃべりなランナー」 増田 明美
「最後の晩ごはん かけだし俳優とピザトースト」 椹野 道流
「モンテ・クリスト伯」Ⅰ Ⅱ Ⅲ デュマ
「逃亡」 帚木 蓬生
「東京近江寮食堂」 渡辺 淳子
「烏百花 蛍の章」 阿部 智里
「こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙」 田中 啓文
「ガンビア滞在記」 庄野 潤三
以上16冊
by hideko0611
| 2018-08-31 20:52
| 日記
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