小さなミカン

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「秋明菊(白)」

ラジオ深夜便の終わり頃、後藤繁榮さんの優しい声で、錦織選手の決勝進出を聞いて目覚める。
テニスのことはコートに引かれたラインの意味も、点数の数え方もよく知らないけれど、ニュースで見たラリーの素晴らしさには感動してしまった。
そうそう、「エースをねらえ」を読んでいた頃は、点数の数え方ぐらいは知っていたなぁと思い出す。
テレビの実写版では、主人公の岡ひろみを上戸彩ちゃんが、宗方仁コーチを内野聖陽さんがやっていたので、つい最近のような気がする。
調べてみたらたった10年前、2004年の放送だった。
漫画の連載が始まったのが40年ほど前(1973年~)だから、息の長い人気漫画(アニメ)だったと言えるし、テニスの愛好者が多いからかもしれない。
話が横道にそれたけれど、朝からわくわくするニュースだった。

一日中晴れて、中学校の体育会日和。
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でも暑かったし、紫外線の量もさぞ多かっただろう。
私は午前中2時間、羽衣ジャスミンと格闘を続ける。
茎というかつるを伸ばして、地面についたらそこで根を下ろしてさらに伸びていくという恐ろしいパワーを持っているこの植物。
本当に「抜く」というより「戦う」と言った方がいいぐらい手強い相手だ。
なんとか木に這い上がったり、はるか遠くまで侵出したりしている分はやっつけた。
しっかり根をはっているので抜くのにも力がいり、ふだんの草抜きの倍疲れたよ。

午後買い物に出たときに明屋書店で雑草の本をパラパラ見ていたら、今までずっと名前が分からなかった草の名前が分かった。
この草。
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小さいうちは地面に葉を広げているが、大きくなると直立する。
特徴のある形なのに、私の持っている図鑑には載っていないし、きれいな花が咲くわけでもないのでネットで調べることもしなかった。
庭にも畑にもはえるが、それほど大きくならないし、何よりすっとおとなしく抜けてくれる優良草。
名前は「コミカンソウ」だった。
葉の裏に小さい実がついて、それがミカンのように見えるかららしい。
ほらっ。
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この実はもっと熟すと赤くなって、さらにミカンっぽくなる。

夕食は畑の夏野菜一掃献立。
昨日の納涼会で、Fさんが作って持って来て下さったゴーヤの酢の物がおいしかったので、作ってみた。
うんと薄切りにして塩もみをして、ちりめんじゃことミョウガを入れると、苦みが全く気にならない。
よたろうさんは、キュウリとハスがらとなすと豚肉を煮るという荒業に出た。
あとは、一本釣りの沖ウルメ、ユキちゃんにもらったとっくり大根の沢庵に枝豆。
ごはんもおにぎりにしたので、いつも以上に居酒屋メニュー。
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「とおくでサイレンがなってるよ~。」
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by hideko0611 | 2014-09-07 23:45 | 趣味の園芸 | Comments(0)
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山口でのびのび自由に生きる柴犬「海」&「快」と、のびのび気楽に暮らす私の日記


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