15分の劇場
「ダリア」
先週から始まったNHKの連続テレビ小説「カーネーション」を楽しく観ている。
コシノ三姉妹の母であり、自らもデザイナーの草分けであった小篠綾子さんの一代記。
岸和田が舞台なので、言葉も含めて、関西人の私にはぴったりくる人物設定やストーリー。
先週の子役の糸子ちゃんも可愛かったが、ヒロイン役の尾野真千子さんも、天衣無縫な糸子を素敵に演じている。
女人禁制のだんじりに乗りたくてたまらなかった糸子が、ミシンのことを
「あれはうちが乗れるだんじりなんや。」
と思うところが面白い。
女性が自分の才能や夢を十分に花開かせることが難しかった時代に、その壁を打ち破ろうとした(実際に打ち破った)人の生き方は魅力的だ。
出演者はそれほど派手な人はいないが、いいかげんなくせに横暴な(でも憎めない)父親役の小林薫さんを初め、役柄に合った人が多い。
久しぶりに見るかしまし娘の正司照枝さんは、いかにも大阪にいそうなお婆さん。
NHKドラマガイドも買ってしまった。
ちなみに、今までこのドラマガイドを買ったのは、
「芋たこなんきん」「ちりとてちん」「だんだん」「てっぱん」
と、すべてNHK大阪局が製作した番組。
最近、ドラマの面白さは脚本家によるところが大きいと思っているが、この番組の脚本家、渡辺あやさんは、
映画「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」「天然コケッコー」、NHKドラマ「火の魚」など、今まで観てセリフやストーリー展開が面白いと思った作品を書いている人。
やっぱり!と思ってしまう。
火野正平さんの「にっぽん縦断こころ旅」の秋編も始まったし、毎日の小さな楽しみ。
今、夕食後に赤ワインを飲みながら食べるデザートとして、セブンイレブンのチーズケーキ「濃厚フロマージュ」にはまっている。
1個150円也。
こんなふうに、自分でごろごろするだけでなく、人があお向けにしておなかをなでてやると喜ぶようになった快。
とっても気持ちがいいみたい。
まだ毛の生え始めたばかりの仔犬のおなかをなでていると、なでているこちらもとっても気持ちがいい。
すぐに捕ってやった。
by hideko0611
| 2011-10-11 20:59
| テレビウォッチング
|
Comments(2)
Commented
at 2011-10-12 08:30
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
hideko0611 at 2011-10-12 14:41
かげろふふさん、高槻におられたんですか?じゃあ、京都へもよく行かれたでしょうね。
宮城のご実家は震災の被害で大変だったでしょう。一日も早い復興をお祈りしています。
国体、あっという間に終わってしまった感じです。
街からちょるるの幟やポスターが消えてしまい、寂しくなりました。
宮城のご実家は震災の被害で大変だったでしょう。一日も早い復興をお祈りしています。
国体、あっという間に終わってしまった感じです。
街からちょるるの幟やポスターが消えてしまい、寂しくなりました。
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