さまざまな情景
「椿」
昨夜は冷え込みが厳しかった(久しぶりに湯たんぽをした)ので、朝になっても昨日の雪が氷になってだいぶ残っていた。
怖がりの私は、家の前の坂を歩いて下りるのさえ怖ろしい。
花河原には、もっと急な坂を上がらないと出入りが出来ないお家もある。
なので、朝の海の散歩の友(供?)はよたろうさん。
坂道を登る時には、海まですべって(足が空転して)いたとのこと。
帰ってからは、晴れても庭が雪解けで濡れているので、小屋の中でくつろいでいる海。
昨日は確かに雪の中に埋もれていた黄色い骨おもちゃを、ちゃんと中に持ち込んでいるのがおかしい。
日が差してくると、お約束どおり、雪はあっという間に溶けていくき、昨日のことが夢のように思われる。
それでも、午前中はバイクを出すのはやめておく。
日陰になっている道のはしっこに思わぬ雪(氷)の名残があるといけないので。
テラスの雪はいつまでも残っていた。
左の方が一部めくれたようになっているのは、よたろうさんのヤッケ(雨が降り出す前に干して、そのままになっていたのが下に落ちた)があったところ。
午後になって、2日ぶりに町に出たら、雪が降った気配すらない。
もしかしたら、昨日もそれほど積もらなかった?
明日、やよいまつりの準備なので、パッチワークの人に訊ねてみよう。
夕方の散歩で上の方に行ったら、いつものように、まだまだ雪が残っている。
海が雪をはぐはぐ食べるのも、いつものごとし。
私達がかき氷を食べるのと同じ感覚だろうか?
「ぴあのぴあ」の総集編2日目で、ロマン派のピアノ曲をたっぷり聴く。
メンデルスゾーン、シューマン、ショパン、リストなど、名前と代表曲ぐらいは知っていても、CD1枚でじっくり聴くことは少ない。
シューマンも「トロイメライ」ぐらいしかちゃんと聴いたことのない作曲家だけれど、「子どもの情景」のほかの曲を聴いたら、なかなかよかった。
ちょうど今年はショパンとシューマンの生誕200年にあたるそうだ。
(その特集番組も「ぴあのぴあ」総集編3日連続の後、2日続けてNHKハイビジョンで放送される。)
「子どもの情景」は自分の子どもをイメージして作られたのかと思っていたら、9歳年下の妻クララが少女だった頃の思い出がもとになっているらしい。
クララはシューマンが師事したピアノの先生の娘さんで、幼い頃からそばにいて、愛し合うようになり、先生の反対を押し切って結婚したというエピソードがある。
そう思って聴くと、また違った「子どもの情景」が浮かんでくる。
CD棚を探しても「ピアノ協奏曲イ短調」しかなかった(それもグリーグと2人で1枚)ので、仲道郁代さんの演奏で「謝肉祭・子どもの情景」をアマゾンに注文した。
私の音楽鑑賞はクラシックを聴く時期と聴かない時期が周期的にやって来る。
そろそろまたクラシック周期がめぐってきそうだ。
今日はメンデルスゾーンの「無言歌」と、フジコ・へミングがシューマンやショパンの曲を演奏しているCDを聴きながら、バッグの底板を作る。
明日は9時半から、やよいまつりの会場準備。
卓球は来週3回行くことにする。
by hideko0611
| 2010-03-11 20:30
| 音楽
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