日々変わるもの

  いつも同じ場所にあるのに、毎日違う顔をしている。
  場所が変わるとまったく違う顔をしている。
  それが山だ。どこかへ旅行に行くと、山の形の違いに(なんだか遠くへ来たんだな。)と思う。

  西宮で暮らしている頃は、どこからでも甲山が見えた。意識しなくても毎日見ていた。斜面の雑木林は季節や天気によって色を変え、冬の訪れや春の兆しを告げていた。お椀をふせたようなこんもりとした形で、神功皇后が兜を埋めたという神話がある、。309mの低い山だけれど、れっきとした火山なのだ。 
  まもなく3ヶ月になろうとする山口での暮らしの中で、自分がちょっぴり異邦人のような気がするのは、目の前にそびえる山の形がまだ見慣れない気がする時。
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  我が家から一番よく見えるこの山は、嶽山(だけやま)と言う。天気の悪い日は、よく一面の霧におおわれている。雑木林ももちろんあるけれど、杉林と竹林と3種類の絵の具で塗られているようだ。これから春になるとまた少しずつ緑の色を変えていくのだろう。標高363mと甲山とたいして違わないので、一度登ってみようと主人と話している。(嶽山も火山。山口には温泉がけっこうある。)

  犬も毎日違う顔をしている。
  犬を飼うのは初めてなので、犬も日によって気分(機嫌)が違うことがやっと分かってきた。同じことをしても喜ばないとき、怒るとき、大はしゃぎのとき・・・があり、顔つきもそのたびに違う。けっこう表情豊かだ。
「退屈だ。つまらん!」
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名前を呼ばれて「何ですかぁ。何かくれるの?」
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「おっと、お父さんに手を握られちまった。動けないぞ。困ったなぁ。」
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# by hideko0611 | 2007-03-18 15:36 | 山口の自然 | Comments(0)

となり町

 私が買い物によく行くのは一つ隣の駅「新南陽」周辺。以前は富田(とんだ)と呼ばれていた地域。バイクで15分走っただけなのに、海沿い、山ぎわのわが「福川」駅周辺とは違って、ずいぶん開けている。ホームセンター、書店&CD・DVDショップ、専門店も入った大きなスーパー、レンタルビデオ店、園芸店、大きな菓子屋、ガソリンスタンド、すし屋、酒の安売り店、農協などいろいろそろっている。今日のニュースで、そのあたりで自動車のタイヤをパンクさせる事件が60件ほど発生していると伝えていた。単なるいたずらか、何か理由があるのか・・・。
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  「果子乃季」は新南陽を初め、あちこちに支店がある山口の有名な菓子屋。昭和49年放映されたNHKの朝ドラ「鳩子の海」(もちろん山口が舞台)にちなんだ同名のおまんじゅうが有名だが、チョコレートケーキのザッハトルテが楽天の取り寄せスイーツで人気NO.1になったことがある。一度も食べたことがないので、今日注文してみた。(予約制になっている。)どんなにおいしいか楽しみだ。
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  これは新南陽のどこからでもよく見える「永源山公園」の風車。ここは美術館もあり、たくさんの花が植えられている。一度初夏に行った時は、数種類の藤が芳香を漂わせて咲いていた。(もちろんお約束どおりすずめばちもワンワン飛んでいた!)今はチューリップが咲き始めているらしい。近いうちに行ってみよう。
  
  雨の後はわらびがいっせいに出る。それっ!ということで、うちの土地に生えているのを取りに行ってきた。
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  まだ時期が早くてそれほど多くないが、初物なので貴重だ。旬のうどといっしょにたまごとじにして、おいしくいただく。つくしもかなり出てきたのでつくだににしたが、今年は異常気象のせいか貧相で、数もあまり多くないのが残念。
    

# by hideko0611 | 2007-03-17 21:23 | 日記 | Comments(0)

はちみつと・・・

  「ザ!鉄腕DASH」のDASH村を観ていると、生活に必要なあらゆるものを手作りしているが、ちょっと昔の田舎暮らしでは、本当にみんなそうしていたらしい。母に聞いても、漬物・わらぞうりはもちろん、みそ・しょうゆ・とうふ・こんにゃく・紙まで作っていたのだって。食料品で飼うのは、砂糖と塩・魚だけだったそうだ。
  朝食のパンにはちみつをぬってあげながら、
「お母さんが子どもの頃ははちみつなんか食べなかったでしょう?」
と言うと、
「いぃや。はちを飼ってた。」
と答えが返ってきたのでびっくり。はちが集めた蜜を取りにくる人がいたらしい。日本蜂だったということ。今まで聞いたことがなかったが、調べてみると日本蜂のはちみつには、西洋蜂のはちみつにはない栄養が含まれているらしい。
  最近ははちみつがブームで、私も夙川の「はちみのや」(いつも「はちのみや」と間違える。今も検索して確かめたら、やっぱりまちがえていた。はちのみ・・・つ・・・と覚えこむんだね。)や阪神百貨店の中にある専門店で時々買う。珍しい樹や花のもの、味に特徴のあるものを選んで買うことが多い。今までにひまわり・ぼだいじゅ・はぜ・タンポポなどを試してみた。
  そういえば、もう1軒、甲子園口商店街にある「西村はちみつ」にも時々行くけれど、そこはみかん・レンゲ・アカシアなどのオーソドックスなものを大瓶で売っている。その店には日本蜂の集めたものもあるかもしれない。今度行ったら尋ねてみよう。
  これははちみつとよく似ているが、金沢「俵屋」の水あめ。
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  母が子どものころ、風邪をひくと、これまた手作りのこういう麦芽の水あめをなめさせてもらったそうだ。その話を聞いて取り寄せたが、主に主人がわりばしに巻きつけてうれしそうになめている。

  レンタル開始になったばかりの「「フラガール」を借りてきて、昨日の夜2人で見た。日本アカデミー賞を総なめにした作品だが、評判どおりとてもよかった。笑いあり涙ありで、フラダンスのシーンも見ごたえがある。映画館の大画面で見たかったな。南海キャンディーズのしずちゃんがキャラクターをうまく生かして、なかなかいい味を出していた。蒼井 優を初め、ほかの出演者も役にぴったり合っていて満足。そういえば蒼井 優が「はぐちゃん」役で「はちみつとクローバー」に出演していた・・・。

 最後に私の手作り作品。皮をむいて千切りにし、干した後いったんゆでて、また干した切り干し大根。これで大根1本分。
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# by hideko0611 | 2007-03-16 11:59 | B級グルメ | Comments(1)

地元グルメ

  思っていたより早く、9時半にパッチワークに行くため家を出る時から、小雨が降り出す。12時に終わった時には本格的な降りになっていた。3つほどの用事(パッチワークの指貫を買う・徳山の料理屋さんで主人が見つけてきたバランの写真を撮ってくる・映画館に忘れたマフラーを取ってくる)で徳山まで行くつもりで、東に向かってバイクを走らせたけれど、路肩の水たまりを突破することに疲れて、途中で引き返す。
  徳山には「二葉屋」という評判のパン屋さんがあって、いつ行っても客で賑わっている。
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  (店の入り口につながれているのは、うちの海ではない。海を野武士とするならば、お城の奥深くで育てられたお姫様のような柴犬。みんなに「かわいい!」を連発されていた。)お昼時は、小ぶりのコッペパンにポテトサラダやピーナッツクリーム、チョコレートクリームなどをはさんだ調理パンが、昼食用に飛ぶように売れ、午後からは1時間おきに食パンが焼き上がると、これまた飛ぶように○本単位で売れている。もっちりとした生地なので焼きたてが特においしい。そこのパンも買いたかったのだけれど・・・。
 
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 これは昨日の夕食の献立の一部。左が小イカと新わかめの煮物、右が小海老と新キャベツをゆでてあえたもの。主人の作だが、家族に大好評だった。すべて地元産。キャベツは海の散歩をしていると、近所の人がバイクで追いかけて来て分けて下さった。地産地消なんておおげさなことを言わなくても、とれたてのものを食べるとおいしいに決まっている。うちは山の中にあると思っている人もいるだろうが、同時に海の近くでもあり、最寄の駅の近くは漁師町だった。町並みに、今でも少し面影が残っている。
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  そうそう、おかずの中に「からし菜の漬物」もあった。これがからし菜。
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  れっきとした野菜(種を採ったのがからし)だけれど、これは種が飛んで野原でのびのび育っていたもの。散歩の途中でちょっといただく。つぼみの部分を漬物にすると、ぴりっと辛くてごはんがすすむ。

# by hideko0611 | 2007-03-15 14:32 | 山口の味 | Comments(3)

蛙がぴょん!

 
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  啓蟄から1週間過ぎているが、今年初めてアマガエルを発見!心なしか動きがにぶく、すぐ私につかまった。顔を写そうとしたら、肖像権を主張して拒否されたので、後ろ姿。ミミズ・ナメクジ・カブトムシの幼虫などやわらかくてぐにゃぐにゃしたものは大嫌いなのに、なぜかアマガエルは好きでつかまえるのも平気。フォルムがかわいいし色もきれい。動きもぴょんぴょんとリズミカル♪ほぅら、またつまかえた!
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  なんて、実はこれは実物そっくりのブローチなのだ。おととし東京で買ったもの。私は蛙グッズをいろいろ集めていて、それを知っている何人かの友達が、旅行土産に時々プレゼントしてくれる。小さくてかさばらないのがいい。日本だけでなく世界各地にユニークな蛙グッズが生息している。
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 これもその一つでカンボジア土産(だったと思う)の携帯ケース。楽器のギロを模した蛙(背中のぎざぎざを棒でこすって音を出す)と一緒にもらった。いろいろな物をすぐどこかに置き忘れたり、どこに置いたか分からなくなる私にはとても役に立つ。かわいいのでとても気に入って、外出する時は、常に肩からななめがけにしている。目にとめた人に
「かわいいですねぇ。」
と話しかけられることもある。酷使しているので、すでにひもは両方とも切れてつけ直した。時々洗濯もしている。
 散歩コースの田んぼのあぜ道で、日なたぼっこさせてみた。
 すぐ近くで、こぶしの花も咲き始めている。
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# by hideko0611 | 2007-03-14 11:02 | 四季の移ろい | Comments(0)

大空と大地の中で

  ようやく暖かさが戻ってきた。近頃人気のクリスマスローズに、暖かい午後の日が当たっている。
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  徳山に「蒼き狼 地果て海尽きるまで」を主人と見に行った。私はスペクタクル映画よりも、個人の内面や人間関係を描いた映画が好きなのと、登場人物にあまり魅力を感じられなかったのとで、感想は(騎馬戦でぱたぱた倒れる馬がかわいそう・・・。)というぐらい。それにしてもモンゴルの空と草原は広い。
「みーどりもーえる そうげんをこえーて♪」
と、「ポーリュシカ・ポーレ」を歌いだしたくなるような。
  帰ってきたら、ずっと留守番をしていた海がつまらなさそうに寝そべっていた。
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  昨日、「かぼちゃが食べたい。」という母のリクエストに答えて、冬至以来のかぼちゃを煮た。当然今の季節、日本でかぼちゃはとれない。昨日買ったのは地球の反対側、ニュージーランド産だった。日本とは違って広々とした畑と空が広がっているのだろう。そこでどんな人が作ったのだろうと思いをはせる。切ってみるとみずみずしく、ほくほくおいしく煮えた。
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  冬至の時はなんとトンガ産(!)だった。トンガって王様がいることしか知らない。アフリカの国かと思っていたら、オセアニアだった。(無知で恥ずかしい・・・。)
  インターネットで調べてみると、冬に限らずかぼちゃは外国産におされ気味で、特にニュージーランド産が多いとのこと。かぼちゃは生ごみの中に混じっていた種からでも育って実るぐらいなのに、こんなに外国産が多いとはびっくり。
 数年間仕事でそのニュージーランドに住んでいた主人の姪から、結婚報告のはがきが届く。このブログも見てくれているそうで、うれしいことだ。彼女に教えてもらったのはニュージーランドワイン(これはかぼちゃと違って輸入量が少なく、あまり出回っていない。)の美味しさと、イギリス映画(「フルモンティ」など)の面白さ。京都に住んでいるので、今度帰った時には一度訪ねてみたい。

# by hideko0611 | 2007-03-13 18:28 | 映画 | Comments(2)

私的美味しんぼ② たこ焼き

 食べ物に限らず、年を重ねると、好きなもの、嫌いなものがはっきりしてくる。好きなものの中でも、昔から変わらずずっと好きなものと、新しくつけ加わったもの(ブルーチーズ、いくらなど プリン体が多いものって美味しいね。)がある。
  子どもの頃からずっと好きだった食べ物のNO.1がたこ焼きだった。最後の晩餐には選ばないが、「好きな食べ物は何ですか?」とたずねられたら躊躇なく(それも大声で)
「たこ焼きっ!」
と答えるぐらいには好きだ。粉もの文化のまっただなかで育った私、大阪風のお好み焼きも韓国のチデミも好きだけれど、たこ焼きは群を抜いている。
  子どものころ、おやつによく買ってもらった。小さな店の片隅や屋台で売られていた。10円で4個が平均的な価格で、3個だと「高いなぁ。」と思い、たまに5個のところを見つけると、嬉しかったものだ。  
  大人になってからもたこ焼きを売っている新しい店を見つけると、一度は味見せずにはおれない。(お祭りやスーパーのファーストフードコーナーは除く。)なかなか気に入るものは少ないが、そのうちの1軒、というか1台。JR西宮駅の北側に夜、屋台を出していたおじいさんのたこ焼きは本当に美味しかった。。なぜかコック帽をかぶっていて金子信雄に似ていた。本格的にとったダシが入っていた。もしかしたら昔どこかでお店をされていたのかもしれない。震災後の仮住まいの近くだったので、夜急に食べたくなると訪ねていき、焼きあがるのを待つ間、おじいさんととりとめもない話をするのがほっこりとした時間だった。一度だけ知り合い用に焼いたというお好み焼きを分けてもらったことがある。いつ頃からか開いていることが少なくなり、1年ほどたつと置き去りにされた屋台も片付けられてしまった。
  もう1軒。阪神西宮駅の東、札場筋沿いの酒屋で、おじいさんとおばあさんが「うず」というたこ焼きの店を出していた。少々ぎこちない手つきの焼き方は、いかにも趣味でやっている・・・という感じの店だった。酒つくりのこと、西宮の街道のことでお話もしてもらった。震災後、店はコンビニに改装されてしまった。
  どちらのおじいさんも、お元気だとしてもかなりのご高齢だろうが、今でも家でのんびりと、たまにはたこ焼きを孫に焼いてあげていると思っていたい。

  「大阪人の家には必ずたこ焼き器がある」という伝説どおり、私も3つ持っている。取っ手のついた鉄製のもの、くぼみがたこの形をしたものもあるが、電気で熱するタイプが一番うまく焼ける。
  家で作ると粉とソースがどうしてもお店のような味が出ない。今のところ粉は難波の「ワナカ」(「ワッハ上方」の横)で買い、ソースはなじみのお好み焼き屋さんに分けてもらったもの(業務用のものに、果物などいろいろブレンドしているとのこと。ここの店はたこ焼きだけでなくすべて美味しい。40年来通っている。)で満足している。たこ焼き、お好み焼き、焼きそばはソースが命!私は明石焼きも半分はソースをぬって食べる。
  先日、家に一番近い「たこ焼き」の看板の上がった店で、初めて山口のたこ焼きを買い求めてみた。
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  味はまあまあだったが、形がまんまるじゃなくて釣鐘型なのでちょっと悲しかった。ああ、本物のたこ焼きが食べたい・・・。
 
  というわけで私は、花よりたこ焼き・・・。でもやっぱり花もいい。これも昔から好きな花の一つ、ローダンセ。店で見かけるとすぐ買ってドライフラワーにする。
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# by hideko0611 | 2007-03-12 10:07 | B級グルメ | Comments(1)

婦人会デビュー

  うちの庭ではないが、馬酔木やミモザ(フサアカシア)の花が咲き始めた。
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  家から歩いて5分、階段を上がった高いところに部落の小さな墓地がある。今日は婦人会の共同作業「墓そうじ」に参加。(春秋の彼岸とお盆、正月前の年4回あるらしい。)
  長靴の中で足のつま先がちんちんする寒さ。せっせと草を抜く。でも冬なので雑草は少なく、作業は小一時間ほどで終了。その後集会所に集まり、新旧役員の引継ぎと懇親会があった。私を入れて12人の女性。久しぶりに「若い」方に数えられた。(たぶん下から2番目だろう。平均年齢60歳ちょっと・・・かな?)
  たたみの上で丸いストーブを囲み、運動会の水線引きで使うような大やかんでお茶を何杯も飲みながらよもやま話。芸能人のカツラ疑惑から近くの店のバイキング情報、警察官の取締りのエピソード・・・などなど。でもやはり皆さんの年齢から言って、中心はどうしても健康問題になる。認知症、鼻から入れる胃カメラ、糖尿病など話が尽きない。お弁当を食べて、食後のコーヒーを飲んでさらに話は続く。8時半に家を出て、帰ったのは12時半だった。
  今日ももちろんもんぺ姿の私は違和感なくみんなの中にとけこんでいた(と思われる)が、次からはかっぽう着と腕カバー(農協でもんぺの横に売っていた!)もあった方がいいかも。手ぬぐいの姉さんかぶりはさすがに似合わないだろう。
  お弁当の中に入っていた「はなっこりー」は山口で生まれた新野菜だ。どこのスーパーでも売られている。ブロッコリーと中国野菜のサイシン(知らないけど)をかけ合わせて作られた、金太郎平太郎・とっくり大根・せとみに続く山口の味第4弾。つぼみのまま摘み取り、茎も葉も一緒に食べる。菜の花と似ているが苦味はなく、やわらかくてくせがない。
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# by hideko0611 | 2007-03-11 15:26 | 山口の味 | Comments(1)

敬愛なるベートーヴェン

  
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  周南シネクラブ3月の例会(写真は同じ映画館でやっている周南シニア劇場~古い邦画を時々上映している。~の看板)。「敬愛なるベートーヴェン」を観る。前回予告の時からずぅっと気になっていたのだけれど、「敬愛なる」という言葉の使い方があるのだろうか?私は聞いたことがないのでとても違和感がある。「親愛なる」というのはよく使うけれど。
  ベートーヴェンの曲はモーツアルトほど親しんでいないし、人間性も狷介な感じがするが(音楽室に飾られている顔の不機嫌そうなこと!)、狂気と紙一重の天才の姿は強く訴えかけてくるものがある。第9の終演後、耳の聞こえないベートーヴェンを振り向かせて観客の拍手喝采を知らせる場面は、あらかじめ知っていても感動する。
「音楽は空気の振動に過ぎないが、・・・神の息吹だ。・・・神の言葉だ。」
というせりふが印象に残った。ダイアン・クルーガーの凛とした清潔な美しさも良かった。
 ちなみに今ピアノで練習しているのが「エリーゼのために」。ピアノを習いたかった子どもの頃の憧れの曲だ。それからベートーヴェンの曲で一番好きなのはピアノ協奏曲第5番「皇帝」。今は映画の中心となっていた交響曲第9番「合唱」をかけながら、このブログを書いている。
  
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  これは西宮のある住宅(私の通った幼稚園の2軒隣)に生えていた巨大なサボテン。ベートーヴェンのとげとげ具合、ひねくれ具合にちょっと似ていない?

# by hideko0611 | 2007-03-10 20:20 | 映画 | Comments(0)

農協デビュー

 朝の部屋の気温は8℃と、この3日間で最低だったが、寒波はだいぶゆるんできた。三寒四温とはよく言ったものだ。金曜日にいつも来てくれる主人のもう一人の妹も一緒に、母を総監督にして、家族4人で庭仕事。ミニバラ、もっこうバラ、ルピナスを植え替える。
  2日間寒さに身を縮めていたハクモクレンのつぼみも、ゆったりと息をついてほころんできた。
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  早春の白い花にはこのように遠くからでも目立つ花もあれば、ひっそりと人知れず咲く花もある。たとえば可憐なスノーフレーク。
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  もっと地味な花もある。地面に半ば埋もれて咲く寒葵なんて、母に教えてもらうまで知らなかった。きのこかと思ったよ。おすしに添えられるバランの花もそうらしい。もっとも今はみんなビニル製だけれど。これが寒葵の花。
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  今日は初めて農協で買い物をした。種、漬物用品、みそ、しょうゆ・・・などとならんで、なぜかクッキーも売っている。その時買った紬のもんぺ(長いサイズがあったのだ!三宮のセンター街の呉服屋さんで買ったもんぺは短くて、去年の夏は足首に蚊の総攻撃を受けた。でも本当は大きいサイズという方が正しい。)をはいて庭仕事。農協のおじさんはても親切で、私のほしい種があるかどうか本ですぐ調べてくれた。
「ムギセンノウの種ありますか?」
「それのほんとの名前はなんじゃね。」
「ムギセンノウです。」
という無意味な会話をしながら。

 海の散歩ももんぺで行く。
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# by hideko0611 | 2007-03-09 15:58 | 日記 | Comments(0)

3月の雪

  雪の朝・・・と言っても、霜と見誤るぐらいわずか積もっただけ。でも寒そうなキンセンカとアルメリア(この前植えたばかりで、つぼみがぐんぐん上がってきているのに・・・)。粉砂糖をふりかけたようだ。
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  1日家の中でぬくぬく暮らす。ティッシュペーパーのカバーを作った(ピエロ付き)。
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  私が毎日必ずしていることが、前に書いたピアノの練習と、このブログ(それに伴う写真撮影)のほかにもう一つ。漢字検定の勉強。6月の検定試験を受けようと思って、もう申し込みもすませた。写真を撮って送らないといけないのがいやだなぁ。こんな検定で替え玉受験をする人がいるのだろうか?
  読めても書けない字の多いことに驚く。「寡黙」とか(私の性格にはない)「謁見」とか(誰に会うんだ?)、自分が文章を書くときに一生使うことのない字はしかたがないとしても、「推薦」とか「惰性」とか、なんとな~くイメージで捉えている字が書けない。昔安田成美が醤油のコマーシャルで「薔薇って書ける?」と言っていたけど、バラが好きなくせに、いまだにかたかなでしか書けないんだ。でも一旦書けないとあきらめた難しい字が、しばらくして突然ふっと脳裏に浮かんだ時の気持ちよさ・・・「スッキリ!」と叫びたくなる。
 今はやりの脳のトレーニングにもなるし・・・ということで、1日に1ステップずつやっている。だいたい20~25分かかる。中国の故事が語源の熟語などは、意味が分からないと次の日には忘れてしまうので、電子手帳の広辞苑で調べておく。
 これが私の机の上の必需品。その電子手帳、家計簿をつける時の電卓(友達にもらったくまさんつき)、思いついてもすぐ忘れるのでメモ帳2種類(1つは付箋になるタイプ)、修正テープ、スティックのり、消しゴム・・・これにあと、はさみと筆記用具。
  メモ帳も電卓も携帯に付属しているが、やっぱり実物の方が使いやすい。右下に顔をのぞかせている犬は、液晶の画面クリーナー。
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# by hideko0611 | 2007-03-08 11:54 | お気に入り | Comments(1)

華麗なる「みかん」一族

  はるみちゃんとせとみちゃんはみかん家の次女と三女である。
  その昔、温州みかんの季節が終わると伊予かん、はっさくが登場し、早春の訪れを感じさせてくれたものだ。春に四国旅行をして鈍行列車の中で食べた思い出が蘇る。
  その後、文旦が全国的になり、ポンカン、デコポンなども市場に出てきて、みかん一族は大いなる繁栄をとげたのであるが・・・。グレープフルーツ、スウィーティーなどの外国勢が進出してきたことで危機感を感じたみかん一族は、「小が大を食う合併」ならぬ「皮まで美味しく食べられる合併」を目ざして、さらに閨閥結婚をたくらんだのであった。
  はるみちゃん、せとみちゃんは、清見みかんとポンカンを父と母に生まれた。左がせとみ、右がはるみ。そしてこの二人の姉、長女がデコポンなのだ。
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  このほかにも清見の血(果汁?)を分けたせとかちゃんもいるし、はるかちゃんなんての(この子は他人で、日向夏の一族)もいて、とってもややこしい。
  私はこういう、果物や野菜のかけ合わせが大好きなのだ。A足すBがCになるおもしろさ。
  ところで味の方だが、はるみちゃんはちょっとあっさり目で果汁が多い。せとみちゃんは皮がごつごつしていてむきにくいのだが、味が濃い。どちらもうす皮(じょうのうというらしい)が薄く、皮ごと食べられる。そしてせとみちゃんこそが山口で開発された新みかんなのだ。
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  スーパーの果物売り場で、今日もまた新しい登場人物がいないか楽しみにしている。
  ところで実は、清見みかん自体が温州みかんに外国産のトロビタオレンジを交配したものだったので、この一族は日本産ではなかった・・・。

  今朝の部屋の気温は9℃。3日前より11℃も低い。今日はこたつでみかんでも食べながら、縫い物でもしよう。やぶ椿咲く庭も寒そう。つくばいに厚い氷がはっていた。
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  でも厚い冬毛のコートを着た海は平気で、いつものようにぐーぐー寝ている。目が醒めて大あくびしたところ。
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# by hideko0611 | 2007-03-07 11:16 | 山口の味 | Comments(0)

雑草だけど

 朝の海の散歩のときは、雪がちらついたそうだ。でも日が差してくると、いつものようにうららかな春。
 さて、問題です。これは何でしょう?
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  正解はバラス。
「バラス バラスト  道路・線路などに敷く、砂利・砕石(by広辞苑)」
  知り合いの土建業者の方に頼むと、すぐに持って来てくれた。これを庭に敷いておくと雑草が生えないのだ。すでに一度敷いてあるが、海がボールの引っ張りっこをして、ずるずると引きずり回されて蹴散らしたりして、ところどころ地面が見えて来ているので。
  毎朝短い時間だけれど、シャベルや手押し車で少しずつこの山を崩しては撒いていくのを日課にしている。ちょうどいいトレーニング。山が半分ぐらいに減った。
 その前に、バラスの隙間から生え始めた雑草をぷちぷち抜いておく。カイガラムシ退治のときも書いたけれど、パラノイアの私には向いている仕事だ。ただ、母の植えている花や、雑草でもきれいな花の咲くもの(スミレ・ヒメシャガなど)との区別がつかないところがあり、時々こっそり闇に葬っていることも・・・。
  でも本当は雑草も私は大好き。一つひとつの花がかわいくて変化に富んでいる。雑草図鑑で調べて名前が分かると、友達になったような気がする。上はスミレ。真ん中はシロバナタンポポとオオイヌノフグリ。下はホトケノザ。
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  う~、バイクでちょっと遠出をしたら風が冷たい。

# by hideko0611 | 2007-03-06 09:52 | 日記 | Comments(0)

天と地と

  いやぁ~、昨夜は猛烈な春の嵐だった。夜中枕もとのガラス窓が、ガタガタ台風並みの音を立てていた。今回はちゃんとくくりつけていたけれど、バイクカバーが風をはらんで気球のようにふくらんでいたよ。でも海は「キュン」とも鳴かず、桜草の鉢植えが一つ棚から落ちただけだった。
  低気圧が近づいていた昨日の夕方の不穏な空。「嵐が丘」か「バスカビル家の犬」の世界のようだ。
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  ヒースではなく雑草生い茂る山道を、わっしょわっしょと駈けていく近藤家の“猛犬”海。
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  目を足元に向けると、またまた「見つけた!」
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  今度はつくし。ほかのものと同様、今年は少し早いみたい。雨後のたけのこじゃないけど、こんなにうじゃうじゃ生えているところもある。
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  でもここは2号線沿いなので排気ガスもかかるし、犬の散歩コースでもあるので、食用に摘むには適さないのだ。我が家の土地につくしがいっぱい生えるまでもう少し待たないと。
  今日は一転して冬型の気圧配置。3月らしい寒さなので、買い物と散歩以外は家で過ごす。

# by hideko0611 | 2007-03-05 15:54 | 山口の自然 | Comments(0)

することがいっぱい

 汗ばむほどの陽気。早朝から20度もある。
  先日買ったじゃがいもの植えつけをする。ほくほくとおいしい男爵。へこんだところ(へそ)を下にして植えるように言われた。
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  子どものころ、学校で植えた記憶がある。芽をうまく配分していくつかに切り、切り口に灰をすりこんで植えた。うちではまるごと。
  それを上からながめる海。一度外に出してやって、仕事の監督に下の畑までやってきたのだが、自動車が通ると追いかけていくので危なくてしょうがない。一番好きなボールで釣って閉じ込めたので少しふくれているような・・・。
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  やよいまつりは昨日と今日。パッチワークのかたづけに行く。私もベッドカバーのような大作がいつか作れるといいなぁ。
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  でもまずは正方形をつなぐところからスタート。ちくちく同じことを繰り返すのは性に合っているのだけれど、本を読みながら、DVDを見ながらはできないので、1日の時間をどう配分するかがこれからの課題だね。
  昨夜見た「マジェスティック」は2時間半の長い映画で、途中うたた寝しては巻き戻して見直したので、結局4時間ぐらいかかった。「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」のフランク・ダラボン監督ということでとっても期待したのだが、予想される結末だった。でも普通の顔のジム・キャリーを初めて見た気がして新鮮だった。

# by hideko0611 | 2007-03-04 11:20 | パッチワーク | Comments(1)