カテゴリ:四季の移ろい( 277 )

雨あめ ふれふれ

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「ドクダミ(斑入り)」

曇りときどきしとしと雨。
ゆっくり生活していると、実感することがいくつかある。
太陽が出ていないと、本当に洗濯物が乾かない。
サンルームのハンガーに、洗濯物がどんどんたまっていく。
その代わり、地面も乾かない。
必死になって水やりをしなくていい。
もう一つ、梅雨どきは本当に食べ物が悪くなりやすい。
パンにかびが生えたり、冷蔵庫に入れているものがすぐに怪しい気配を漂わせたり・・・。
それから、今トマトがどっさり実をつけて喜んでいるのだけれど、梅雨の雨にうたれすぎると、全部腐ってしまうそうだ。(これはミニトマト)
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こんなに鈴なりになっているのにね。
かさでもかぶしてやりたい。
かさこトマトは、たくさんの実をプレゼントしてくれそうだ。
雨があまり続いたら、本当にビニル袋でもかぶせようと話している。
でも今年の梅雨は雨自体は少ないので、まだ田植えができずに困っている人もいる。
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これは昔ながらの草とり機だが、水が少なくて田んぼの土がひび割れているので、使えないようだ。
う~む、雨が降ってほしいような、晴れてほしいような・・・。
いやいや、梅雨どきに雨が降らないというのは、農家の人にとっては死活問題だから、やっぱりもうちょっと降らなくては。
プール開きをした福川小学校も、今日は泳いでいなかったみたいだ。
このあたりでは、いまだに塩素を入れた洗体槽を使っているが、この学校はそれがプールの外にある。
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「ボクにちょうどいい深さなのだけれど。」
と海。
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ところで、この学校で、夕方5時頃水泳指導をしているのは、何なのだろう?
泳げない子対象の水泳教室かなぁ?
それにしても遅い時間だ。
水泳の嫌いな子は、きっと毎日
「雨よ、降れ~。」
と呪文を唱えているだろうね。
散歩のときに見ていたら、
「おへそを見て~。」
と一人の先生が、ハンドマイクで繰り返していた。
私も水の中へ入って教えてやりたくなった。
「目を開けて、息をしっかり吐くんだよ。」
と言ってやりたい。
その水の中の息吐きじょうずな海は、毎日カエルの探索を続けているが、ここ2日ほどは1匹も見当たらない。
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カエルたちの社会に、「柴犬注意報」が出されたのか?
海の名誉のために言っておくと、海はカエルを食べたり殺したりするわけではない。
ちょっともてあそぶだけ・・・もちろん、カエルにとっては、めちゃくちゃ迷惑だが。

今日の海。
昨日かっこよく見得を切った同じ場所で、もう一度キメてもらおうと思ったのに、雨が大粒になってきたので、
「早く帰ろ~よ~。」
と、いつもの海。
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by hideko0611 | 2007-06-20 16:26 | 四季の移ろい | Comments(0)

続 梅物語

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                      「タチアオイ」

暦の上では、昨日が七十二候の「梅子黄(梅の実が黄色く熟す)」。
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その通り、熟した梅がどんどん落ちているので、朝2人で下の畑に梅の収穫に行く。
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このようにまだ青い実は、よたろうさんが竹の棒でつついて落とし、私は下で待ち構えている。
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「さるかに合戦」のかにのように、上から落ちてくる実が頭にコンと当たらないか心配しながら、拾って歩く。
頭には当たらなかったが、顔を二つもぶとにさされたので、私は早々にギブアップして戻る。
2人の仕事ぶりを監督していた海。
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先日梅6Kg分の梅シロップを作ったが、今日もまた4Kg分を仕込んだ。
母が梅仕事に燃えているのだ。
前の分を少し、じゃがいもと一緒に宅急便にして、叔母と今体調を崩している友達に送った。
みんな元気になりますように。
梅があまりにもどっさりあるので、親戚の人に取りに来てもらったり、パッチワークの先生に届けたりして、なんとかむだにせずにすんだ。
売っているようなきれいな梅ではないけれど、なかなか大きな実。
何回もやっているうちに、我が家の梅シロップの作り方がだいたい固まってきた。
   梅シロップ&煮梅の作り方
①梅を2時間ぐらい水につけてあくをぬく。(省略することも)
②竹串で、枝についていたところを取って、穴を開ける。
③梅をそっときれいに洗う。
④梅がかぶるだけの水を入れて、絶対に沸騰させないで30分ほど弱火で煮る。
この火を止めるタイミングが難しい。
青梅が黄色く変わり、竹串がすっと通るくらいの柔らかさで火を止めるのだが、すぐ皮がむけてしまう。
でも多少みしゃげても大丈夫。
⑤半日水につけてあくをぬく。
⑤梅1Kgに対して砂糖(ザラメが良い)700gの割で用意する。
⑥砂糖と水を軽く煮詰めてシロップを作って梅を戻してもいいし、梅と砂糖を交互に広口瓶に詰めて置いておくだけでもいい。

午後からはビデオ「大阪物語」を見る。
沢田研二と田中裕子が夫婦漫才師を演じている。
その娘役の14歳の池脇千鶴が、かわいかった。
これが映画デビュー作だと思うが、自然な演技でうまい。
最近あまり映画に出ていないが、どうしたのだろう?
10年ほど前の大阪の風景や、今は亡きミヤコ蝶々や夢路いとしなども登場して、懐かしい。
こてこての大阪弁の応酬を聞きながら、
(あ~、私もやっぱり関西人だな~。)
と、その世界に浸る。
言葉はこてこてでも、描かれているのは、しっとり優しい世界だった。

夕方海の散歩が終わった後で、初めてにわガーデン(ビアガーデンとかけているつもり)をする。
チーズ、ナッツ、おかきなどをジャムの瓶に入れて置いてあるので、それと缶ビールを外に持っていけばいいだけ。
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幸い蚊やぶとは来訪せず、夏至前の日足が長い夕方、海の見える風景を楽しむ。
うらやましそうに見ている海にも、魚肉ソーセージをプレゼント。
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今日の海。
海と遊びながら、写真撮影をすることに挑戦。
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この顔はかわいいんだか、かわいくないんだか・・・。
by hideko0611 | 2007-06-17 22:12 | 四季の移ろい | Comments(1)

梅物語(すっぱいお話)

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                               「何でしょう?」

上の写真はだいぶ前から気になっていた植物。
野菜畑の隅に1本だけ生えていて、雑草なのか園芸品種なのかも分からない。
白い花や切れ込みのある葉は、きれいと言えないこともなく、抜いてしまうのもちょっとためらわれる。
茎や葉を折り取ってみると、独特の強い匂いが・・・。
けっこう好きな匂いだ。
何かのハーブらしい。
それから2,3日後、もう一度匂いをかいで、やっと気がついた。
ずっと前に、よたろうさんに植えておいてねと頼んだ香菜だった。
1本だけ生き延びていたらしい。
香菜が好きなのだけど、置いているスーパーは少ないし、冷蔵庫に入れておいても、水に挿していても、すぐにだめになってしまう。
ほしい時に、ほしいだけ採れるように、種を買ったのだった。
こんなに大きくなってしまっては、とても料理には使えない。
種をとってコリアンダーとして使おうかと思って、そのまま置いている。

今日の海。
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いつの間にか、梅が増えている!
母の指導のもと、庭の梅でシロップを作ろうと思って、よく熟したきれいな梅をもいでいるうちに、幾つかが地面に落ちる。
それを目ざとく、というか、耳ざとく見つけて、海が飛んで来る。
そして新しい梅をゲットして、持って行ってしまう。
「舌きり雀」のおばあさんのように、思いっきり欲深な海である。

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さて、私の採った梅の方だが、ボール1杯(ほぼ2Kg)の梅を1個1個竹串で穴を開けて、かぶるくらいの水を入れ、決して煮立たせずに弱火で煮ること30分・・・あっという間にみしゃげて(つぶれて)しまった。
つまり煮過ぎたのだ。
ジャムに路線変更するか、このままシロップ作りを貫くか、今迷っている。
とりあえず、今は「水の中でえぐみを抜いているところ。
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梅は夏バテにも食あたりにもよく効きそうだが、この前テレビで
「今年はこの飴がよく売れている!」
と紹介していた「熱中飴」をスーパーで見つけたので、さっそく買ってみた。
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テレビでは、飴としては考えられないくらい塩を入れていると説明していたが、袋にはレモン塩味と書いてある。
汗をかくと体から失われる塩分を補給するということで、最初は炎天下で肉体労働をする人向きに作られたとか言っていた。
問題は味である。
もともと私は甘さと塩辛さが同居している味は苦手だ。
あまいおかき(ざらめをまぶしたのやおかき巻き)とか、ハンバーグにパイナップルを添えるとか、サラダにりんごやみかんのかんづめを入れるとか・・・。
甘い干し梅なんて絶対に許せない。
「甘いか辛いか、どっちかはっきりせぇ!」
と言いたくなる。
この飴は最初からそういうもの・・・と覚悟していたせいか、違和感はそれほどでもなかった。
これで熱中症が予防出来るのなら、せっせとなめてもいい。
海も、梅の実で熱中症を防いでいるのか?
「ボクも飴の方がいい・・・。」
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夕方の散歩で、今度はびわの実をくわえて帰った海。
「びわもスッパイ・・・。」
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by hideko0611 | 2007-06-09 15:23 | 四季の移ろい | Comments(4)

雨のち晴れ

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「つるばら(アンジェラ)」

昨夜は私がぐっすり眠りこんだ真夜中に、また前線が通過したらしい。
空っぽにしておいた水やり用のバケツに、雨水がたっぷりたまっていた。
目測では、200mmぐらいあるんだけど・・・。
雨は午後になっても降り続く。
小やみになったかと思うと、またザーッと降り出すので、散歩に行けない海は小屋でふて寝。
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私達は晴耕雨読で、のんびりできるのでうれしい。
と言っても、読書ではなく、私はパッチワーク、よたろうさんは書道や水墨画を楽しむ。
結局3時頃にようやく雨が上がったが、それと同時に青空がのぞき、太陽が照りつけてきた。
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急激な天候の変化は、嶽山を見ても分かる。
上から朝7時 昼2時 夕方4時。
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散歩コースにある溝の水が、白く泡立って、勢いよく流れている。
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今日海が足を汚したら、こんな中に入らないといけないところだった。

季節がまた少しずつ移ってきている。
昨日散歩コースで見つけたのが、桑の実。
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野山の木の実の中では、一番おいしいと私は思っている。
西宮市の総合教育センターの中に1本あるので、行った方はぜひ味見を。
食べた後、ちゃんと「や~ま~のはたけ~のくわのみを~♪」と「赤とんぼ」の歌を歌っておいた。
そうしたら、今日はすぐ近く(小学校のビオトープ)で赤とんぼを発見。
西宮でよく見かける茶色っぽいタイリクアカネではなく、本当に真っ赤なとんぼ。
何アカネなんだろう。
小さいけれど、左の方を飛んでいるのが見えるかな?
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田んぼの溝には、ヒキガエルがいた。
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じつは私、ちゃ~んとこのカエルに会うのは、何十年ぶりかになる。
海はカエルを見つけたら、かまいたくてかまいたくてしょうがない。
食べるわけじゃないのだけれど、ちょっかいを出して、なかなかその場所を離れようとしない。
また、カエルが次から次へと出てくるんだから!
やっとのことでカエルから引き離して、引っ張り上げたところ。
ジャーンプ!
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カエルと言えば、このところ、夜窓を開けていると、ゲコゲコ、ガアガアとカエルの合唱の賑やかなこと。
すぐ近くで鳴いているように聞こえるが、ほんとはちょっと離れた田んぼから聞こえるのだって。
西宮の家はマンションのすぐ前が小さな田んぼだったから、やはりカエルの鳴き声はよく聞こえたが、カルテットとフル編成のオーケストラぐらいの違いがある。
ツバメが電線にとまっているのを見かけた。
うちは犬や猫がいるので、巣をつくりに来てくれなくて残念。
ツバメが巣をつくった家には幸せが来るというから。
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でも、今日四つ葉のクローバーを3つも見つけたから、ちょっとは幸せが来るかも。
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今日の海。
「雨に濡れた草が、おいしいですよぅ。」
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肩の毛もだいぶ浮いてきた。
「もう少しできれいになるから、待っててね。」
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私もそろそろ髪を切ろう。
by hideko0611 | 2007-05-25 20:46 | 四季の移ろい | Comments(0)

バラ 薔薇 ばら

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                          「わが家のバラ(中輪)」

あちこちで、バラが今を盛りと咲いている。
インターネットで、近くにバラ園がないか探してみた。
隣の下松市の高架下に、「ボランティアロード 道のオアシスバラ園」として400本ほどのバラが植えられているというページが出てきたので、そこを訪ねていくことにした。
地図で見ると、以前行った「グルメロード安田」というソーセージの店のすぐ近くなので、方向音痴の私でも迷わず行けそう。
40分足らずで到着。
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残念なことに盛りを過ぎていたので、一株全体がきれいに咲いているというのは、ほとんどなかった。
でも、入ったとたんにバラの芳香に包まれて、幸せな気分になる。
ほかに誰もいないのもよかった。
すぐ隣を車がびゅんびゅん走っているけれど、そこは私だけの世界。
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匂いをかいだり、きれいに咲いている一輪を写真に撮ったり、ゆっくりとした時間を過ごす。
バラのお家にもぐりこんだ蜘蛛を発見。
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まちの中でも、見ごたえのあるばらがある。
これは徳山の駅の近く。
木にからみついて、こんなにのびのび大きくなっているつるバラ。
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これはいつもの福川の散歩道。
よたろうさんの好きな一重のバラ。
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バラはよその家のバラでも、見ているだけで幸せな気持ちになれる。
バラの匂いもそう。
シャンプーや、ボディーシャンプーがバラの香りだと、お風呂が楽しくなる。
資生堂の「ばら園」のシリーズが好き。
今作っているパッチワークの手提げも、バラ模様のクロスを並べて、楽しくちくちく縫っている。

今日の海。
私が出かける前は、工事の道具や材料を並べた青いシートの上で、うれしそうにしていた。
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帰って来たら、つながれてしょんぼり。
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遊ぼうよ~とよたろうさんにまとわりついて、仕事にならないのでつながれてしまったらしい。
まあ、つないでいたのは1時間半ぐらいのことで、その後すぐ散歩に連れて行ったので、がまんしてもらおう。
今日も海は、ほとんど昼寝をしていない・・・。
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by hideko0611 | 2007-05-22 18:20 | 四季の移ろい | Comments(1)

初夏の風

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                                「羽衣ジャスミン」

今日は買い物にも行かず、家でジローズ(私の青春!)を聴きながら、パッチワークをして過ごす。
窓を開けていると、家の中も爽やかな風が通り抜ける。
昨日が立夏で、そろそろ田んぼに水を張る季節。
この前までここは運動場だったのに、プールになっちゃった・・・と、海も不思議だろう。
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この写真はしばらく前の同じ場所。
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カモが泳いでいた。
カルガモ農法の職人カモではなくて、飛んできた素人のカモ。
それをカラスが見ている。
それを海と私達が見ている。
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うちの石垣の上を全力疾走出来る海にとっては、こんなところを通るのはお茶の子さいさい。
(最近あまり使わない言葉だ・・・。)
犬オリンピックがあれば、平均台の選手にしたいものだ。
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西宮のマンションの前の田んぼは早稲なので、いつもゴールデンウィーク中に田植えが終わっていた。
今年ももう、か細い苗が風にそよいでいるに違いない。

初夏になっても、まだみかんが!
夏みかんや八朔、オレンジが並ぶ果物コーナーに、またみかん一族の新顔を発見。
その名も「南津海(なつみ)」
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ポンカンとマンダリンオレンジを両親に、山口県で生まれた新しいみかんだった。
食べてみると・・・味は濃くておいしいが、種がある。
両親どちらもの特徴をしっかり受け継いでいる、親孝行な子だ。

そのほか、初夏の訪れを感じさせてくれたもの。
桐の花。
高いところなのでよく見えないが、存在感のあるうす紫の大きな花。
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散歩の終わりになると、暑くてバテぎみの海。
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そして畑の収穫第2号、カリフラワー。
私が植えたものとしては第1号だ。
片手にのるぐらいの大きさしかないけれど、苗を2本買って、1本は猫に掘り返されてだめになったし、1つの苗に1個しかできない野菜なので、貴重なのだ。
青虫が葉っぱをいっぱい食べて、白いところにも魔手を伸ばしていたので、ちょっと小さいけれど採ってしまった。
温野菜にして美味しく食べるぞ~。
(ごく普通のカリフラワー味だった。)
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by hideko0611 | 2007-05-07 18:46 | 四季の移ろい | Comments(0)

自然と共に

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「ストロベリーキャンドル(ベニバナツメクサ)」

今日は八十八夜。
立春から数えて88日目。
都会では新茶を買って飲む日で、田舎では茶摘みをする日。
この前摘んだお茶がだいたい乾いたので、夕食に飲む。
「えんか(香り)がええねぇ。」
とうれしそうな母。
「買ったのより、ずっとおいしいねぇ。」
「それはお母さんが摘んだ分ですよ。」
いっそううれしそうな母である。
ところで私は3年前から、歳時記カレンダーをトイレに貼って愛読している。
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八十八夜がいつなのか指折り数えなくても、これを見ればすぐ分かる。
このカレンダーはなかなかすぐれものだ。
月齢が書いてあるので、急に月見をしたくなったときに役に立つ。
そうそう、今日は満月ですよ~。
きれいな月が窓から見える。
季節に合った俳句や短歌がいくつか載っていて、面白い。
ちなみに今頃の歌として載っているのは、
「一畦は しばし鳴きやむ 蛙かな 去来」
7日が七十二候で「蛙始鳴(かえるはじめてなく・・・田野の蛙が鳴き始める頃)」なのだって。
確かに蛙がだいぶ鳴き始めている。
今日はヒキガエルの声を聞いた。
二十四節気(立夏とか夏至とか)は半分ぐらいおなじみだけれど、七十二候というのは、このカレンダーを見るまでほとんど知らなかった。
1年間を72等分して、その季節にふさわしい名前をつけたもので、もともと中国で考えられたものを日本風にアレンジしたものだそうだ。
農耕民族の虫、草花に寄せる思いがよく表れていて、自然に囲まれて暮らしている今の私には、気分的にぴったりしている。
5月の七十二候はほかに
「蚯蚓出(きゅういんはじめていずる・・・ミミズが地上に現れ始める頃)」(5/11)
「竹笋出(ちっかんしょうず・・・タケノコが生える頃)」(5/16)
「蚕起食桑(かいこおこってくわをくらう・・・カイコが成長して桑の葉を食べ始める頃)」(5/22)
「紅花栄(こうかさかう・・・ベニバナがさかんに咲く頃)」(5/26)
「麦秋至(ばくしゅういたる・・・麦を刈り入れる頃)」(5/31)
ちょっと遅いのでは・・・と思うものもある。
タケノコなんて、今や竹の子どころか竹青年ぐらいに成長していて、じゃま者扱いされている。
地球温暖化の影響で季節がどんどん早く進んでいる分、ずれているのかもしれない。

今日の海。
散歩のときに、よたろうさんに寄り添って(というより、ふんづけて)くつろぐ。
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顔じゅうがくつろいでいる。
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もどって来たら、ブラッシングしてもらって、ますますくつろぐ。
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by hideko0611 | 2007-05-02 21:32 | 四季の移ろい | Comments(0)

夏も近づく八十八夜♪

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                                   「オオデマリ」

今日も初夏のような1日。
明日の夕方から天気が崩れるそうなので、まだ八十八夜(5/2)には少し早いのだけれど、1回目の茶摘みをした。
庭と山に何本かお茶の木がある。
日頃は目立たないで、じっとそこにいる。
冬の初めに地味な花が咲いていたような・・・。
この前から新芽が勢いよく伸びてきている。
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その新しい葉だけを摘む。
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だからお茶の木はあまり大きくならない。
なんだかかわいそうな気もする。
新しい葉は、まっさらな明るい緑色をしていて柔らかい。
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私とよたろうさんは、おしゃべりをしながら山の斜面に植えた木を、母は庭の木を摘む。
私は去年も経験しているので、少しは茶摘娘(!)らしくなった。
もちろん日焼け対策もしっかりした。
よく晴れた日の朝早くから摘んで、その日のうちに乾かさないといけないそうだ。
9時から10時までの間に摘めた分だけで、今日は終わりとする。
摘んだ葉は加熱して、熱いうちに手で揉む。
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水気が出るまでひたすら揉む。
棒状になるまで揉む。
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そして葉が針のようになったらよいのだけれど、なかなか難しい。
できるだけほぐして、ざるに広げて天日で干す。
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時々かき混ぜて、全体がよく乾くように気をつける。
みるみるうちに乾いていくと同時に、新茶のこうばしい香りがたちのぼってくる。
田舎ではこれを焙烙で炒って番茶にして飲むのだ。
明日は新茶が味わえるので楽しみ。
夕方まで干して、このぐらい。
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今日の海。
「散歩に行くのをあんまり待たせるから、リードが体に巻きついちゃったじゃないか。
 ぷんぷん!」
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「今日も元気だ。しっぽがうまい。」
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「ぼっ、ぼっ、ぼ~くは柴犬探偵団♪
 このへんがにおうぞ。」
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by hideko0611 | 2007-04-29 14:13 | 四季の移ろい | Comments(2)

生まれるもの 変わりゆくもの

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「パンジー」

福川駅から山の方(つまり我が家の方)に歩いて行く通りの両側に、イチョウ並木がちょっとだけ続いている。
台風が来ると、海に近いこの辺りは塩害で植物が大打撃を受ける。
このイチョウ並木も去年の台風(雨が全然降らなかったので、塩害が特にひどかった。)で葉っぱをほとんど落とし、黄葉がほとんど見られなかった。
でも春になってちゃんと芽を出し、日一日と葉っぱが大きくなっている。
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西宮の札場筋や、大阪の御堂筋のイチョウ並木も、今頃翡翠色に染まっているのだろう。
2号線まで出ると、そのイチョウ並木が終わる。
そこに海が時々入り込んで遊ぶ空き地(農地?)があったのだが、つい先日ブルドーザーが入ってあっという間にならされて更地になってしまった。
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土筆が山ほど生えていたあの空き地。(3月5日のブログより)
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家が建つのだろうか?
この辺りも田畑が少しずつ減って来ている。
まちの方は家が建ち、山の方は荒れ果てていく。
作り手が年老いていくのだから、しかたがないのだけれど、ちょっと寂しい。

今日の海。
あいかわらず冬毛がもこもこあちこちに残ったまま。
もうすぐ5月だから、早く脱ぎたいよ~。
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ついでに嶽山も新緑でもこもこ。
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こちらは3月18日の嶽山。(天気は曇り)
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by hideko0611 | 2007-04-25 14:27 | 四季の移ろい | Comments(0)

百花繚乱

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                                     「オキザリス」

海は狂犬病の予防注射の日。
私は用事で出かけないといけないので、よたろうさんが連れて行く。
私が駅に向かって下っていると、下から海が無事注射を終えて戻ってくるのに出会った。
いつも注射のときは、とってもおとなしい海。
「わん」とも「きゃん」とも鳴かない。
今日もよい子だったそうだ。
私が小型のボストンバッグを下げていたので、西宮へ帰るとでも思ったのだろうか?
私とすれ違った後、何回も何回も後ろを振り返り、
お母さんのところへ行こうよ~。」
とよたろうさんを引っ張ったそうな・・・。
夜遅く帰って来たときは、しっぽをぷりぷり振って異常な歓迎ぶりだった。
うふっ、かわいいやつ。

おととい、散歩の途中で見つけた木の葉のことを書いたけれど、野原や山道の野草も、季節ごとに次々新顔が現れて楽しい。
今一番よく見かけるのは、この2種類。
上がキランソウ、ジゴクノカマノフタとも言うらしい。
下がカキドオシ。
今まであまり見たことがなかったけれど、どちらも春の季語になっているくらい、代表的な春の野草なんだって。
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カキドオシとそっくりだが、これはムラサキサギゴケ。
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タンポポの綿毛もどんどんふえている。
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オドリコソウは園芸種にも負けないくらい、花のつくりやつき方も珍しく、摘んできてもいつまでも生き生きしている。
だから草刈りのとき、よたろうさんにちょっとお目こぼしをしてもらっている。
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林のように見えるのは、イタドリ。
食べられるけどとてもすっぱい。
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オドリコソウとクローバーを一緒に挿したり、イタドリの大きいのを3本ほどぼんと生けたり、花を買わなくてもテーブルの上がにぎやかになる。
最後にレンゲ。
一面のレンゲ畑を見たいなぁ。
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今日の海。
道ですれ違ったときにアピール。
「ぼく、えらかったよ。ちっとも鳴かなかったよ。」
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「だからごほうびのおやつちょうだいよ~。」
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「ねえったら~。」
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でも注射をしたので、今日はやっぱり1日おとなしかったそうだ。
夕方の散歩もお休み。
by hideko0611 | 2007-04-14 22:06 | 四季の移ろい | Comments(3)