2008年 02月 29日 ( 1 )

うるう年


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「ツワブキ(石蕗)の綿毛 キク科ツワブキ属」

急に暖かくなったので、朝のうち、海の上に白いもやが浮かんでいた。
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海水温が高いせいだろう。
4年に1回の2月29日。
4年前のこの日、私は何をしていたのだろう?
当時つけていた十年日記をひもといてみると・・・
「8時40分に電話で起こされるまで寝る。
だらだら新聞や部屋を片づけ、昼過ぎから神戸に買い物に行く。
リブハートで昨日迷った春のバッグを買い、サノヤで食器(うさぎの小鉢2、清水焼の赤絵の中鉢、同じく清水焼の花模様のぐい呑み)、そごうで食べ物を買って帰る。」
ちょうど日曜日だった。
私はまだ西宮にいて、仕事一筋。
買い物がストレス解消。
この時買った食器は今も大活躍している。
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サノヤは元町にある陶磁器の店、リブハートは北口のアクタにあるブティック。
どちらも当時よく行っていた店だ。
休日はいつもこんな感じだった。
180°変わった4年後の今日。
「7時15分に起きて朝食の準備をする。
朝食後、さっさと流しやガス台を磨き、1階全部に掃除機をかけて、スーパーに買い物に行く。
母が食べたがっていたデコポン、夕食の材料を買って帰る。
午後はパッチワークに励む。
夕方はいつも通り、よたろうさんと海と散歩。
昼食の親子丼、夕食の八宝菜がどちらもおいしく出来た。
母に『おいしい。』と言ってもらえてうれしい。」
食生活も運動量も、今の方がはるかに健康的。
洋服も食器も、今あるもので当分やっていけそうなので、買いたいと思わない。
ちなみに4年前は、翌日の3月1日に、生のいかなごを買って来て、釘煮を作っている。
もう播磨から阪神一帯では、いかなごを煮る甘辛い匂いが、あちこちの家から漂っている頃だろう。
こちらでは売っていないいかなご。
代わりにこんなものを見つけた。
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「かじめ」って何だろうと思い、店に人に尋ねてみたが、はっきりしない。
海草であることは分かっているのだけれど、あまり聞いたことがないので、どうやって食べるのか分からない。
そのままごはんにふりかけて食べられることは教えてもらった。
「かじめ」という海草も実際にあるのだが、それは食べられないもので、多くの地方で「あらめ」のことを「かじめ」と呼ぶそうだ。
昆布の仲間。
寒の頃に採れたあらめは柔らかいので食べられるが、4月を過ぎると固くてとても食べられない。
昔は棒状にぐるぐる巻きにして売っていたけれど、今はその作り手が少なくなり、機械できざんで売っているものが多いのだって。(これももちろんきざんだもの。)
さっそくごはんにかけて食べてみた。
わかめのふりかけよりも固めで、塩味はついているが素朴な感じ。
とてもおいしいというわけではないが、独特の風味があり、日本酒のつまみになる。
少しねばりけがあるのがいい。
味噌汁に入れたり、酢の物に入れたりもするらしい。
他の地方でも採れるのだろうが、山口県では北西部の日本海沿岸で採れるとのこと。
(だから母もいっちゃんもよたろうさんも知らなかった。)
またまた初体験の味だった。

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今日は珍しくボールを持って
「遊ぼうよっ。」
とやって来た。
またまた石垣の上に置いていたボールだ。
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海はたまにはここからボールを落とすこともある。
1月27日のこと。
石垣の上をうろうろして、悲しそうに鳴く海。
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下をのぞきこんでは、またまた悲しそうに鳴く海。
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(さては下にボールを落としたな~。)
行ってみたら、ほれこの通り。
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「お前が落としたのはこれかい?」
たちまち、大喜びする海だった。
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(この物語はフィクションではなく、写真もやらせではない。)

by hideko0611 | 2008-02-29 21:21 | 山口の味 | Comments(0)