事件です

「柚子」
寒い日が続いた後なので、暖かな日差しがことのほかうれしい。
現金なもので、そうなるととたんに庭に出たくなる。
たとえ冬枯れの庭でも、することはいくらでもある。
まずは久しぶりの水やり。
それから、抜く必要もないほどちっぽけな雑草をぷちぷちと抜いていく。
(「せっかくこんな寒い中で生えたのに~と雑草の悲鳴が聞こえそう。)
枯れた花や枝を切りながら、春になるとちゃんと新しい芽が出るのかちょっぴり心配になる。
そんな中、この寒いのに、鉢植えで買った菊が二度目の花を咲かせていた。

「あっぱれ!」
と、玄関の前に昇格させて置いてやる。
そんなことをしていると、妙な物を発見。
お大師様の毛糸の帽子が一つ、猫の小屋の前に落ちていた。
実はこれで二度目なのだ。
2、3日前にも、同じところに同じ帽子が落ちていた。
大きさからみて、我が家に一番近いところにあるお大師様のもの。
(帽子をかぶせたお大師様は全部で10体。)
誰が置いたのか、まったく見当がつかない。
毛糸を引っ張ったような跡がある。
カラスか猫の仕業だろうか?
元通りかぶせてあげようと行ってみたら・・・
なんと、前かけもはずれて、お大師様の横に置いてある。
まさかカラスや猫には、ひもはほどけないだろう。
それが今日また同じことがあったので、奇妙さ倍増である。
帽子はさらにあっちこっち毛糸が伸びていた。
昼食後またかぶせに行って(今度は前かけは無事)、夕方海の散歩で通りかかると、なんとなんとまたまた帽子が脱げて横に落ちているではないか。

あまりに奇妙なことの連続に、日常の謎のミステリーを読んでいるような気分になる。
誰かのいたずらにしてはおかしなところ。
①このお大師様の帽子を脱がせたり、前かけをはずしたりするには、不安定な足場を少し登らないといけない。
それなのに、道からすぐ手が届くところにあるほかのお大師様はどうもなっていない。
どうしてそちらを取らないのだろうか?
②誰にも(海にも)気づかれずに、我が家の庭にまで入りこんで帽子を置いていくことが出来るだろうか?
また、そんなことをする必要はあるだろうか?
③帽子を手で脱がせただけで、あんなに毛糸があちこち伸びたように引っ張られるだろうか?
では一体何者の仕業だろう。
考えられるのは猫しかいない。
①猫はよくそのお大師様の周りをうろうろしている。
②帽子が二度置いてあったところは猫がいつもたむろしているところ。
③毛糸のひっつれは猫の爪の跡と考えられる。
でも、いったい猫が何のためにこんなことを?
それに前かけのひもの謎はどうする?
理由として一つ浮かぶのは、昨日裏庭に小鳥の骸が落ちていた。
そして今日、そのお大師様の近くに小鳥の羽が数枚落ちていた。
母さん猫のカンは、小動物や小鳥をよく獲ってくる。
ちょうど帽子に小鳥がとまったところを捕まえて・・・なんて偶然があるものだろうか?
それに臭いに敏感な犬ならともかく、猫が同じ帽子を2回も3回もくわえてくるだろうか?
「謎が謎呼ぶ帽子事件~♪(「林檎殺人事件」のメロディーで)」
である。
今日のもう一つのびっくり。
いつものように週末安売りになる酒屋さんで、淡麗グリーンを1ケース買って来て、「ここを開けると当たりが分かります」という1本ずつの取り出し口を、
(当たるはずないけどね~。)
と開けてみたら、当たっていた!

封筒にこの当たりマークと住所氏名などを書いたものを入れて送れば、景品が発送されるのだって。
こういう当たり付き商品で当たったのは初めてなので、とってもうれしい。
よたろうさんは、
「そんなことで運を使わなくても・・・。」
と言っていた。
実はお正月にサッポロビールの「麦とホップ」が田村正和さんとじゃんけんして買った人の中から10万人に当たるというCMがあって、webから応募した。
少なくともじゃんけんは勝った。
三分の一の確率だけど、年明け早々縁起がいいとこれまたうれしかった。
こちらが当たっているかどうかは、景品の発送を待つのみ。
抜け目のなさそうな海。


顔の向きだけでこんなに違う。

