文化的庭仕事
「スクテラリア・コスタリカーナ」
文化の日はさすがに晴れの特異日で、1日中いい天気。
でも昨日の寒波の名残で寒い朝。
私はずるをしてラジオ体操を部屋の中でする。
よたろうさんはいつも通り、海と遊んでやりながら庭でやっていた、えらい。
今日は1日文化的に過ごそうと思ったが、そもそも文化の日ってどういう趣旨で設定されたのだろう?
戦前は明治節(明治天皇の誕生日)だった。
「国民の祝日に関する法律」によると「文化の日」の意義は、
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」
らしい。
じゃあ「文化」って何?
よく文明とも比較されるが、広辞苑によると
「人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。
衣食住をはじめ技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む。
文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神的生活にかかわるものを文化と呼び、技術的発展のニュアンスが強い文明と区別する」
だって。
難しい説明だね。
要するに人間の心の豊かな営みってことかな?
新解さん(新明解国語辞典)なら何と説明しているのか知りたいものだ。
さて、そんな文化の日、ミステリーでない読書をしようか、買ったまま1回しか開いていない漢字検定の準1級の勉強をしようかと思いながら、結局よたろうさんと2人で1日庭仕事。
予定していた寒さ対策をやり始めると、次から次へとすることが出てくる。
まずよたろうさんがサボテンや多肉植物、ベゴニアなどの棚をビニルでおおってくれる。
水やりの時にはめくれるようになっているところがミソ。
私は非耐寒性、半耐寒性の鉢植えを温室の中に入れていく。
ところがそのためには、温室の中を片づけないといけない。
温室の壁は家の裏の崖を利用しているが、そこに生えている草を刈るところから始まる。
それはよたろうさんがはしごに上ってやってくれたが、その後片づけがけっこう大変。
その後、この機会に・・・と土・肥料類、空いた鉢、温室に置きっぱなしの植物の世話などを始めたので、午前と午後合わせて5時間働いた。
まだ残っている仕事がたくさんあるが、明日からはまた暖かくなるということなので、ぼちぼちやっていこう。
よたろうさんも球根を植えたり、
2人とも1日中家にいるのが久しぶり、ということで、庭仕事に励んだわけだが、これもけっこう文化的な1日だったような気がする。
朝は朝焼け。
晩秋の空は美しい。
散歩から帰って来て、猫のえさの残りをはぐはぐ食べる海と、それを小屋のかげからのぞき見しているおまがり改めななみちゃん。
NHKのキャラクターつながり、というわけで、おまがりは「ななみちゃん」。
我が家の猫は出世猫のように名前が変わっていくのだ。
その後、
「ごはんがなくなっちゃったよ~。」
と、くやしそうに踏み台をかじるななみちゃん。
by hideko0611
| 2009-11-03 20:54
| 趣味の園芸
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