バルサ、山へ
火曜日の小さな旅シリーズ、先々週の光・下松編、先週の広島編に続いて、今週は鹿野まで行って来た。
もちろんピンクバルサでツーリング。
地図で見ると、距離的には光まで行くのと同じぐらいの感じ。
10時に出発。
遭難した時のことを考えて、明治チョコレートとアクエリアスをカバンに入れて行く。
山の方へ行くのと、未知の道(!)なのとで、ほんのちょっぴり不安はあったが、途中ずっと「鹿野」の標識があったので、迷うことはなかった。
国道2号線を土井の交差点で曲がって北上し、去年何回も行った菊川支所を通り越して、進んで行く。
県道3号線を富田川に沿って北上していくと、左手に大きな湖、菊川湖が出現。
県道なので、前回の山口国体の時に夏ミカン色に塗られたガードレールがどこまでも続いている。
まあ、車の通行量はそれほど多くないので、山道でカーブが続いたりトンネルがあったりしても、大丈夫。
あっという間に山の中の風景。
なんだか登山をしているような気分になる。
秋の山独特の落ち葉の匂いに包まれて、思わず深呼吸する。
小さな滝(1mぐらいでは滝とは言わない?)まであった。
ぶどう狩、直売所の看板を見つけたので立ち寄ってみる。
珍しいので安芸クィーンを買ってみる。
本当は赤く色づくぶどうで、巨峰の枝代わりらしい。
種はなく、皮も食べようと思えば食べられる。
試食させてもらったが、甘くておいしい。
そこの地名を訊ねてみると、「おおどーり」との答がかえってきた。
「大通り」かと思ったが、地図で確かめると「大道理」だった。
そこを越えて間もなく、道は国道315号線に出る。
いつの間にか道は東に向いていたけれど、ここからまた北上する。
今度は右手に細長い湖、向道湖が見えてきた。
残念なことに、ここで突然デジカメのバッテリーが切れてしまった。
一昨日交換したところなんだけれど、どうも充電器の調子がよくないので、フル充電されていなかった模様。
まあいいや、これからは景色は目の中に焼きつけていこうとさらにバイクを走らせる。
ゴールと決めていた漢陽寺に12時頃に着く。
途中で農林作物販売所「しゃくなげ」にも寄ったので、それを差し引いて、1時間ちょっとかかったことになる。
「しゃくなげ」では鹿野ファームのベーコンとプレスハム、地元産のなめことしいたけを購入。
そこから3Km足を伸ばして、日帰り入浴のできる石船温泉に行ってみたが、残念なことに火曜は定休日。
またまた足を伸ばして大潮の方へ行ってみたが、「大潮田舎の店」という販売所はやはり火曜日はやっていないことが、途中で道を訊ねて判明した。
金・土・日・祝日のみの営業。
それにまだだいぶ遠いようだ。
訊ねた家の人に、
「あと15分ぐらい。」
と言われたが、それまでにかなり走っていたので、びっくりする。
その近くに梨の販売所があったので、せめてもの慰めに、洋梨(ラ・フランス)を2個いただく。
そしたら20世紀か愛宕梨か分からないけれど、2個おまけにつけて下さった。
うれしい。
この頃からとても寒くなってきた。
普通に買い物に行くスタイル(長袖Tシャツに、風を通さない厚手の綿の上着の2枚)で出てきたが、もっと厚着をして来るべきだった。
おまけに時雨れてくるし・・・。
鹿野は標高が高いのだ。
次から気をつけなくっちゃ。
でも、そのおかげで、街中より少し早い紅葉が見られた。
昼食は鹿野から戻る途中の食堂で、きつねうどんとおむすび。
気さくなおばさん2人で切り盛りしているお店で、お客は常連と思われるおっちゃん達ばかりだった。
帰りは下りということもあり、寒いので早く帰りたいということもあり、びゅんびゅん飛ばして、鹿野から菊川支所まで38分という高速で帰って来た。
あんまり寒いので嶽山荘でお風呂につかって帰る。
本日の走行距離78Km。
また記録を更新した。
「いってらっしゃ~い。」
の海。
by hideko0611
| 2009-10-27 21:17
| 山口観光
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