続 薔薇よもう一度
「(我が家の薔薇)コクテール」
これだけ、中庭に地植えにしている。
日当たりも水はけももう一つの場所なのに、なぜか一番元気。
6年ほど前に、甲子園の植木市で買った懐かしい薔薇。
よたろうさんと一緒に、クンシランと薔薇の植え替えをする。
そのために朝一番でジュンテンドーに「バラの土」と「クンシラン・オモトの土」を買いに行ったのだけれど、福川駅まで戻ってきたところで、またまた愛車のピンクパンサーがガス欠になってしまった。
一番近いガソリンスタンドでも、バイクを押して行くにはあまりにも遠い。
頼みの綱の自転車屋さんは、おじさんが仕事で外に出ていてガソリンを分けてもらえない。
がっかりしながら、それでもあきらめきれず、福川駅周辺をうろつく。
産業道路の西の方には日頃あまり行かないので、ガソリンスタンドがあるかもしれない・・・と一縷の望みを託したが、やっぱり見当たらない。
バイクに乗せた土の袋(3袋もある!)を恨めしく見つめる。
最後は自動車販売の店で、ガソリンスタンドまで走れるだけのガソリンを分けてもらえて、やっと窮地を脱出する。
帰ったら、ずぅっとバイクを押していた両腕が、畑の溝を掘った時より疲れていた。
植え替えはスムーズに進む。
地植えで元気がない苗「ミス・ハープ」を掘り上げてみたら、案の定根がほんのぽっちりになっていた。
水はけが悪くて根腐れしたのかもしれない。
ふかふかの新しいバラの土のお布団をかけてやり、元気になぁれとまじないをかけておく。
大輪の黄色い花が咲く樹なので、ぜひ復活してほしい。
もう一つの地植え苗「プリンセス・ミチコ」はとても元気なんだけれど、なぜか花がきれいに咲かない。
蕾の時は大丈夫そうでも、咲いてみるとほとんどが変になっている。
今まで完全にきれいに咲ききったのは数えるほどしかない。
蕾はけっこうたくさんつくし、ちゃんと咲くときれいなオレンジ色なのでよけいにあきらめきれない。
今一番元気のいい大輪の花を咲かせている苗に、小さな青虫発見。
葉っぱがいっぱい食べられていた。
本当に油断も隙もありゃしない。
バラ作りの本の中に、
「バラはとても甘えん坊 手をかけた分だけ応えてくれる」
「毎朝バラと対話する習慣を身につけよう」
と書いてあった。
不思議なことにバラはひ弱いかというとそうではなく、黒星病で葉っぱがほとんど落ちてもまた復活するぐらい丈夫なので、あきらめきれないのだ。
午後はサツマイモ(鳴門金時)の苗を20本、酉の畝(つまり10番目ね)に植える。
この畑のような田の土では、絶対においしい芋は出来ないという母の逆お墨付き。
(サツマイモは赤土がいいらしい。)
でも我が家はいもづるを食べるのが好きなので、それを楽しみにしている。
今週の月曜日から「街道てくてく旅 山陽道」がスタートした。
山陽道は我が家の近くを通っているし、何より福川には宿があったのだ。
ホームページで見ると、福川宿を通るのは6月4日(木)の予定。
都合をつけて絶対見に行こうっと。
その頃はもう少しきれいになっているはずの海と一緒に。
by hideko0611
| 2009-05-15 23:11
| 趣味の園芸
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