小さな古時計

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「ヤブミョウガ ツユクサ科ヤブミョウガ属」

母の部屋の柱時計が動かなくなった。
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だいぶ前から遅れ方がひどくなって、1時間ぐらいずれていることがよくあり、時計としての機能はあまり果たしていなかった。
今の家よりもう1回前に建て替えをした時に買ったものなので、母としては愛着があり、なかなかお払い箱にはできなかったようだ。
でも全く動かないとあってはしかたがない。
徳山の時計屋さんに行って、母のリクエスト通り、振り子のついた柱時計で、できるだけ音が昔の時計に近いものを選んで買って来た。
古い方の時計はセイコー社製で、裏には「トランジスタ時計 セイコーソノーラ」と記してある。
この時計は昭和30年代に、それまでのゼンマイ式時計に代わる画期的な新商品として発売されたもの。
週に1回はゼンマイを巻かないといけなかったのが、電池を交換しないでも1年間動くということがウリだったみたい。
その後振り子を使わないクォーツ時計が売り出され、そちらが主流になったので、電池を使った振り子時計という意味のトランジスタ時計は10年ほどの天下だったようだ。
日にちと曜日のカレンダー機能がついたアナログの掛け時計というのも珍しい。
まして振り子のついたものとなると、ネットでも捜してみたが、骨董品か外国のものしかなかった。
今回買ったものはシチズン社製。
振り子はついているけれど、もちろんクォーツ時計なので、振り子は時計とは連動していない、ただの飾りだ。
カレンダー機能もついていない。
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でも音はヴォーン、ヴォーンという、低くて少しこもった昔懐かしい音。
母も満足してくれた。
35年ほどの時を、母のそばで刻んできた古時計。
さて、今度の時計は何年をこの家で過ごすのだろうか?

毎朝のラジオ体操の時、海はよたろうさんとテトラやボールで遊んでもらうのが恒例になっている。
(つまりよたろうさんは、体操をしながら海と遊んでやっている。)
海にとっても運動タイムというわけだ。
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犬や猫は体内時計で、何不自由なく生活している。

by hideko0611 | 2008-09-05 21:31 | 今昔物語 | Comments(0)