分け合う暮らし

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「サポナリア・バッカリア(ドウカンソウ) ナデシコ科バッカリア属」
かすみ草と似ているが、違う花。

私の暮らす花河原には、花を育てるのが好きなお家がたくさんある。
忙しい農業や仕事のかたわら、奥さんが花作りを楽しんでいるお家が多い。
どの家にも同じ花が咲いていることが多いのは、今までお互いに種や苗や挿し木をやり取りしてきたから。
私も1年半の間に近所の方々と親しくなり、我が家にない珍しい植物を見つけたら。
「分けていただけませんか?」
と 、気軽に頼めるようになってきた。
その代わり、我が家にあるものを
「こんなのがあるんですけど、いりませんか?」
とおすそわけすることもある。
今日は綿、千日紅、風船かずらの種をあちこちに配り歩いた。
どれも去年収穫した種。
我が家でも植えたが、あまりにも採れすぎてこのままではむだにしてしまうので。
子宝草も差し上げた。
このあたりの人は、今咲いている花をもらうよりも、時間をかけて大きく育てたりふやしたり、花を咲かせたりすることを楽しむ人が多い。
私もそうなってきた。
2軒のお家から、それぞれカレーの木と青紫色のバビアナを、花が終わったらいただく約束をした。
カレーの木というのは俗称だと思うが、本当の名前は分からない。
花がほんのりカレー粉の匂いがする。
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バビアナはうちには赤紫色しかないので。
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昔はこうやってお互いに自分が余分に持っているものと、相手が十分持っていて自分がほしいものと交換して生活していったのだなぁ。
田舎で暮らすと、お互いに分け合うというのが自然になってくる。
でも農作物に関しては、我が家はいただく一方だ。
今日はスーパーの袋いっぱいのグリーンピースをNさんから、掘りたての玉ねぎと人参、スナップえんどうをタダオさんからいただいた。
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夕食は豆ごはんに豆とちくわを甘辛くたいたもの。
(いくらなんでも豆だけではない。
あと、昨日光の網重水産で買ったおいしい穴子と、レンコンのきんぴら、しいたけのマヨネーズ焼き。)
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それでもまだこんなにいっぱいあるので、ゆでて冷凍しておくことにした。

仔猫はとても用心深く、私が近づいただけですうっと手の届かないところへ消えてしまう。
さわるどころか見ることもなかなか出来ない。
ところがいつも黒1匹だけが、じぃっと残っていて、平気で私にだっこされる。
それどころか放してやっても、どこへも行かずに足元をうろうろしている。
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これでいろいろな敵から身を守れるのか、ちょっと心配だ。
「この猫の名前は(「となりのトトロ」に出てくる)まっくろくろすけにしよう!」
と言ったら、
「女の子なんだけど・・・。」
とよたろうさんに言われた。

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「そろそろプールのシーズンですなぁ~。」

by hideko0611 | 2008-05-15 22:03 | 趣味の園芸 | Comments(0)
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山口でのびのび自由に生きる柴犬「海」&「快」と、のびのび気楽に暮らす私の日記


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