生命のエネルギー
「(大津島の)マムシグサ サトイモ科テンナショウ属」(よたろう撮)
今年もコースケさんに誘ってもらって、タケノコを掘りに行く。
天気予報では午後から雨の予定が、朝からすでにしとしとと降っている。
でも、約束していた9時半には、小止みになっていたので、予定通り出かける。
山に入ると、竹の生命力に圧倒される。
タケノコもほうっておくと、一つひとつがこのように天高く伸びていくのだ。
その生命力を分けてもらうのだから、おいしいはずだ。
ここまで伸びてしまったら、もう食べられない。
タケノコ掘り名人は、地上にまったく出ていなくても見つけられるそうだが、私達はそうはいかない。
地上にほんの少し顔を出したところを、くわで掘り出す。
竹の根っことというのは、生命の綱そのもの。
私は見つけることに専念したが、やっと見つけたのはこんなにちっちゃいの。
コースケさんとよたろうさんに、
「食糧難になった時のために」一つぐらい掘るように言われて、ようよう掘り上げたのがこれ。
さっきよりさらにちっちゃい。
見つけるのも掘るのも上手なコースケさんが掘ったのを、どっさりいただいて帰る。
帰るとすぐに、よたろうさんが庭に据えた釜でゆでる。
掘りたて、ゆでたてをスライスして先日の「あおさ醤油」で食べてみると、実に美味であった。
当分我が家の冷凍庫はタケノコで満杯になる。
生命力あふれるかしこいネズミは、ネズミ捕りの中の干し柿には鼻もひっかけず、乾物戸棚に隠してあるバナナをたらふく食べていた。
いったいどこから入ったのだろう?
隙間は1cmもないのだが。
これまた生命力あふれるやんちゃな海とよたろうさんの戯れシーン。
ご心配なく、手をくわえてるだけ。
by hideko0611
| 2008-04-23 17:56
| 四季の移ろい
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