スイカ物語

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「夏水仙」

午後からは雨もやんで、海も元気を取り戻して散歩。
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さすがに8月ともなると、冬毛もすっかり抜け落ちてスッキリしたスタイル。
アケビの青い実を発見。
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熟れたら採って食べようっと。
「なんだか、いろんなものが落ちてますね~。」
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「今日は水かさが多いですね~。」
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「学校の朝礼台に乗ろう!」
とよたろうさんが誘ったが、四肢をふんばってまたまた断固拒否。
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初めてすることや、初めて見るものにはとっても臆病な海である。
そのくせ1回やり始めたことは、何回もやる。
いつもと同じ場所でごろん。
(変なかっこうで失礼。)
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散歩の帰りにコースケさんの家の前を通ったら、
「スイカはいらんか~。」
「いる~。」
というわけで、スイカを半分いただいて帰る。
無農薬なんだって。
甘くておいしいスイカだった。
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母に言われて、皮は漬け物にする。
夕食のデザートに食べてもたくさん残ったので、残りを冷蔵庫に入れようとするが、すでにいろいろなもので満杯で、なかなか入らない。
無理に押し込んだら、スイカのてっぺんが欠けてしまった。
それで思い出したのだが、田舎ではスイカ専用の冷蔵庫があるそうだ。
ずっと昔、立杭焼で有名な今田町の友達の家を訪ねた時に教えられた。
働き者のお父さんとお母さん、食卓いっぱいにならべられたお料理、外のトイレ、袋詰めにされたピーマンなどと共に、スイカのいっぱいつまった冷蔵庫のことを懐かしく思い出す。
正しい田舎生活というのを目の当たりにした気がする。
淡路で農家をしている友達の家では、飼っている柴犬(太郎ちゃん)がスイカが好きなんだって。
海は去年はやっても食べなかったけれど、味覚が成長したかもしれないので、明日もう一度やってみよう。
イタリアで食べたスイカもおいしかった。
前菜のパスタとデザートのスイカしか覚えていないのはなぜ?
メインは何だったのだろう?
一人暮らしではめったに食べないのがスイカ。
スーパーでは、一口大にカットされたのまで売っているが、やっぱりスイカは丸ごと・・・は無理でも、せめて半分に切ったものを食べたいものだ。
この前、小さいラグビーボールのような、うり坊というスイカを買って食べたが、それも皮が薄くておいしかった。
包丁を当てるだけで、ぱかっとすぐ割れる。
冷蔵庫の収まりも良い。
スイカをしまうのに四苦八苦していたら、母が
「この前デイケアでSさんが、『うちでは嫁が、赤いところだけ小さく切って、冷蔵庫から出してすぐ食べられるようにしているので、そうするといいよ。』と教えてくれた。」
と言うので、そうすることに。
「お母さん、今度デイケアで、『うちでは嫁が、スイカを丸ごと冷蔵庫に押し込んで上をへしゃげさしたんじゃ。』と言ってね。」
と私が言い、3人で大笑いする。
スイカはなんとか野菜室に収まった。

by hideko0611 | 2007-08-03 21:32 | 山口の味 | Comments(0)
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山口でのびのび自由に生きる柴犬「海」&「快」と、のびのび気楽に暮らす私の日記


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