駅前昔話

駅前昔話_a0054240_1749470.jpg

           「アブチロン(ウキツリボク・チロリアンランプ)」
うちにはアブチロンが3種類ある。
一般的なオレンジ色で花が大きいのと、黄色の(アブチロン・ケンティッシュベル)と、
駅前昔話_a0054240_2101343.jpg
これ。
秋から冬、そして春、夏と・・・つまり1年中咲いているような気がする。
「働き者だね~。」とほめてやりたい。

月曜日が海の日で教室がなかったので、今日は午前中卓球で汗を流す。
阪神タイガースの2003年優勝記念スポーツタオルで、汗をふいたあと、そのへんにかけておいたら、先生が目ざとく見つけて、
「これは誰のですかね。」
と聞いていた。
先生は巨人ファンのようだ。
昨日は阪神が巨人に勝ったけれど、依然阪神の順位は4位・・・。
夕方は鏝絵のある民俗資料展示室を訪ねる。
駅前昔話_a0054240_2144422.jpg
駅前昔話_a0054240_21445618.jpg

月・水・金の夕方4時30分までなので、行こう行こうと思いながら、なかなか行けなかった。
鏝絵に興味を持ったのをきっかけに、思い立って行ってみた。
「昭和のパネル展」というのをずっとやっていて、もう会期は終了しているのだが、展示はそのままだったので、見せてもらった。
と言っても、このあたりは写真があまり残っていない。
福川駅前の絵というのが面白かった。
駅前昔話_a0054240_18195431.jpg

駅の南側(今はふれあいセンター、野球場、プールなどがあるところ)に塩田があったのだって。
よたろうさんもそれは覚えているそうだ。
そして駅の北側には、塩を運び出す運河があったのだ。
今は暗渠になっている。
もう少し北を旧山陽道が通っていて、魚屋、饅頭屋、宿屋などの店が並んでいた。
今でも残っているのは、このお店1軒だけらしい。
駅前昔話_a0054240_18203319.jpg

看板に「塩」と書いてあるので、専売制だった頃は塩屋さんだったのだろうが、今は何を売っているのだろう?
年賀状が足りない時に、ここで買った覚えがあるのだけれど。
もう少し東に行くと、「福川座」という芝居小屋があったそうだ。
もちろん今は跡形もなく、駐車場になっている。
駅前昔話_a0054240_1821385.jpg
この道と駅前からまっすぐ北に延びる道の交わるところに、昨日書いたように、鏝絵の門をで~んと構えていた柏屋の福田家があったのだ。
福川の三大お金持ちが、柏屋の福田家と、本陣の福田家、だしの素で有名なシマヤ。
二つの福田家は親戚ではないらしいが、福川では福田一族が栄えていて、福川という名前もそこからつけられたのではないかと、展示室担当の教育委員会の人が説明してくれた。
今と昔という時間を縦糸に、人々の生活の営みを横糸にした織物が、少しずつ目の前に広がってくる。
こういうことを読んだり聞いたりするのは、とても楽しい。
西宮市史は何巻もあったけれど、新南陽市史は1巻だけなので、図書館で借りて少しずつ読んでみよう。
合併前で言うと、家は旧徳山市なので、そのうち徳山市史も読まないと・・・。

今日の海。
マッサージ師のよたろうさんの手にかかると・・・
「あ~、もうちょっと下。」
駅前昔話_a0054240_18291488.jpg
「う~、そこそこ。」
駅前昔話_a0054240_18292998.jpg

「いい気持ちですよぅ~。」
駅前昔話_a0054240_1829489.jpg

「・・・・・・・。」
駅前昔話_a0054240_18301081.jpg


by hideko0611 | 2007-07-18 18:30 | 今昔物語 | Comments(1)
Commented at 2007-07-19 15:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
line

山口でのびのび自由に生きる柴犬「海」&「快」と、のびのび気楽に暮らす私の日記


by hideko0611
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31