梅干物語

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                            「カンナ」

カンナは懐かしい感じのする花だ。
子どもの頃の夏を彩っているという点では、おしろい花と並んで横綱だろう。
ガーデニングブームについていけない素朴な娘さんという風情。
「カンナがもうすぐ咲くから
それまであなたが髪を
切れなければいいね♪」
というさだまさしの「絵はがき坂」も思い出す。
かんなの蜜は甘くておいしい。

塩づけにしてから2週間たったので、梅干に紫蘇を入れる。
白梅酢がこんなに上がった。
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「紫蘇は葉っぱの裏もよ~く見ないと、虫がいるからね。」
「紫蘇はだんだん色素がなくなって緑色になってくると、よう漬からんからね。」
と母の知恵を教わる。
売っているちりめん紫蘇と、庭に生えているしわのよっていない紫蘇を、1枚ずつ葉っぱをとって、よく点検する。(ほとんど母がしてくれた。)
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洗ったあと、しっかりしぼって、塩をふりかけて思いっきり揉むのだ。
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私がへろへろ揉んでいたら、見かねた母が代わって揉んでくれた。
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それをまた固く絞って白梅酢と梅の入ったつぼの表面にすきまなく並べる。
私がへなへな絞っていたら、見かねた母がよたろうさんを呼び出して絞らせた。
でも今はそこまでの手順を全部してくれている、こんな便利なものが売られている。
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「東海漬物」と書いてあったから、「きゅうりのキューちゃん」で一発大きく当てたあの会社ではないだろうか?(調べてみるとそうだった。)
さすがに才覚がある・・・と私とよたろうさんは感心したが、母は昨今の食品偽装事件のこともあり、
「虫も一緒に揉んどるかもしれん。」
と疑いの眼を向けていた。
まあ、それも一緒に入れたので、さぞか真っ赤に漬かることだろう。
梅雨が明けたら、三日三晩土用干しをしなけらばならない。
これで、種と実がよく離れるようになるんだって。
ところできゅうりのキューちゃんの中にはゴーヤも入っているということを、初めて知った。
今日久しぶりに食べたけど、なかなかおいしい漬物だ。
(でもゴーヤは全然見当たらない!?)

今日の海。
「今までと違ったポーズでごろんしてみました。」
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「今までと違ったポーズで座ってみました。」
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「今までと違って、自分で散歩してみました。」
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これは散歩の途中、リードを振り切って脱走したわけではなくて、バッタを追いかけ始めたので、よたろうさんが自由にしてやったところ。
この後、私がリードを踏んづけてつかまえた。
「前に行けというから行こうとしたら、誰かがスカートの裾を踏んでいる」
と、かつて田中真紀子氏が言ったことを思い出した。
海もそんな気持ちだったに違いない。
しおしおと帰路についた。

おまけ
海の頭の影は鉄腕アトムに似ている。
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頭ととがったところの大きさのバランスが・・・。
by hideko0611 | 2007-06-28 15:55 | 四季の移ろい | Comments(0)