日々変わるもの
いつも同じ場所にあるのに、毎日違う顔をしている。
場所が変わるとまったく違う顔をしている。
それが山だ。どこかへ旅行に行くと、山の形の違いに(なんだか遠くへ来たんだな。)と思う。
西宮で暮らしている頃は、どこからでも甲山が見えた。意識しなくても毎日見ていた。斜面の雑木林は季節や天気によって色を変え、冬の訪れや春の兆しを告げていた。お椀をふせたようなこんもりとした形で、神功皇后が兜を埋めたという神話がある、。309mの低い山だけれど、れっきとした火山なのだ。
まもなく3ヶ月になろうとする山口での暮らしの中で、自分がちょっぴり異邦人のような気がするのは、目の前にそびえる山の形がまだ見慣れない気がする時。
我が家から一番よく見えるこの山は、嶽山(だけやま)と言う。天気の悪い日は、よく一面の霧におおわれている。雑木林ももちろんあるけれど、杉林と竹林と3種類の絵の具で塗られているようだ。これから春になるとまた少しずつ緑の色を変えていくのだろう。標高363mと甲山とたいして違わないので、一度登ってみようと主人と話している。(嶽山も火山。山口には温泉がけっこうある。)
犬も毎日違う顔をしている。
犬を飼うのは初めてなので、犬も日によって気分(機嫌)が違うことがやっと分かってきた。同じことをしても喜ばないとき、怒るとき、大はしゃぎのとき・・・があり、顔つきもそのたびに違う。けっこう表情豊かだ。
「退屈だ。つまらん!」
名前を呼ばれて「何ですかぁ。何かくれるの?」
「おっと、お父さんに手を握られちまった。動けないぞ。困ったなぁ。」
場所が変わるとまったく違う顔をしている。
それが山だ。どこかへ旅行に行くと、山の形の違いに(なんだか遠くへ来たんだな。)と思う。
西宮で暮らしている頃は、どこからでも甲山が見えた。意識しなくても毎日見ていた。斜面の雑木林は季節や天気によって色を変え、冬の訪れや春の兆しを告げていた。お椀をふせたようなこんもりとした形で、神功皇后が兜を埋めたという神話がある、。309mの低い山だけれど、れっきとした火山なのだ。
まもなく3ヶ月になろうとする山口での暮らしの中で、自分がちょっぴり異邦人のような気がするのは、目の前にそびえる山の形がまだ見慣れない気がする時。
我が家から一番よく見えるこの山は、嶽山(だけやま)と言う。天気の悪い日は、よく一面の霧におおわれている。雑木林ももちろんあるけれど、杉林と竹林と3種類の絵の具で塗られているようだ。これから春になるとまた少しずつ緑の色を変えていくのだろう。標高363mと甲山とたいして違わないので、一度登ってみようと主人と話している。(嶽山も火山。山口には温泉がけっこうある。)
犬も毎日違う顔をしている。
犬を飼うのは初めてなので、犬も日によって気分(機嫌)が違うことがやっと分かってきた。同じことをしても喜ばないとき、怒るとき、大はしゃぎのとき・・・があり、顔つきもそのたびに違う。けっこう表情豊かだ。
「退屈だ。つまらん!」
名前を呼ばれて「何ですかぁ。何かくれるの?」
「おっと、お父さんに手を握られちまった。動けないぞ。困ったなぁ。」
by hideko0611
| 2007-03-18 15:36
| 山口の自然
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