今宵の月は
「オシロイバナ」
快が激しく鳴きたてる声で目が覚めた。
イノシシか何かがうちの家の横の崖の辺りで出没した模様。
起きて様子を見に行き、快が落ち着いたのですぐ戻ったが(この短い間に、蚊に三つも刺された)、まだ5時過ぎ。
でも眠気は飛んでしまったので、そのまま部屋の片づけを少しする。
夜明け間もない頃の空(5時52分)。
よたろうさんに手伝ってもらって、去年の瓜の粕漬を、酒粕を替えて漬け直す。
半分はいつもの中島屋酒造場で買った粕、半分はゆっぴーさんに以前いただいた白い粕を使って漬ける。
酒粕に砂糖を混ぜ合わせるのは、
「泥遊びみたいでおもしろそう。」
とやりたがったよたろうさんだが、担当したのが冷蔵庫に入れていた白い粕だったので、あまりの冷たさに途中でギブアップしていた。
古い粕は魚などを漬けこんでもおいしいので、半分はとっておく。
これで一仕事終わった。
家の中ですることがあったので、今日は庭仕事はお休み。
中秋の名月なので、ススキを飾ろうとよたろうさんが言ったが、この季節にはススキはまだ穂を出していないことが去年探し回って分かっている。
ところが・・・
久しぶりに上に散歩に行ったら、快が普通の道ではなく、山陽自動車道のすぐそばまで続いている道の方に行こうと言ってきかない。
めったにないことだが、別に急ぐわけでもないのでそっちへ行ってみた。
そうしたら・・・ススキがあった!
それも1本だけでなく何本も。
ちょっとした奇跡。
近くには萩などもあったので一緒に摘んで帰る。
ただしススキを手折るのはなかなか難しく、少し手を切ってしまったが、なんとか採取する。
夕方の天気予報で今日ススキの開花したことを発表していた(例年よりだいぶ早いらしい、雨のせいかな?)とはいえ、ほかにはあまり見かけないから、快のお手柄。
イネ科の草を食べるのが好きな快はススキも一応くわえてみたが、かたいので食用には適さなかったらしい。
帰って団子菊などと一緒に花瓶に投げ入れる。
夕食はお月見とあんまり関係のない献立。
活きたワタリガニがあったので買って来てゆでたのと、大根と手羽先の煮物がメイン。
大根が月に見えるかな?
いよやに夕方行ったら月見団子もウサギ饅頭もすべて売り切れていたので、普通のお饅頭を買って来て、せめてウサギの模様のお皿に飾ってみた。
今夜の月は雲に隠れる気配は全くなし。
輝きを堪能する。
明日の天気予報を見てびっくりした。
例年なら特に驚くほどのことはないが、山口県全域が降水確率0%って、6月以来ほとんどなかったような気がする。
しばらくは毎夜、お月見を楽しめそうだ。
昨日書いたコミカンソウの実、赤く色づいたのがこれ。
確かにミカンっぽい。
by hideko0611
| 2014-09-09 00:02
| お天気情報
|
Comments(2)
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by
ゆっぴー
at 2014-09-09 20:55
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ススキを見つけてくれて快君お手柄でしたね。
季節の行事を大事にされてるhidekoさん、いつも感心してます。
私は、月見団子だけは買いましたが。
季節の行事を大事にされてるhidekoさん、いつも感心してます。
私は、月見団子だけは買いましたが。
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hideko0611 at 2014-09-09 21:27