キルトとおいしいもの
「夜香木」
蕾をつけ始めると、家の中に入れることにしている。
夜になって花が開くと、えも言われぬ芳香に家中が満たされる。
そういう夜が数日続くのだ。
朝、突然思い立って広島に行って来た。
朝から室温は30℃近く。
湿度は80%もある。
やっぱり暑い。
でも、快がさっさとトイレも散歩もすませてくれたので、水やりが朝食前に終わり、これなら9時過ぎには家を出られそうだ、よし行こうと心が決まる。
広島ももちろん暑い。
だから八丁堀まで市電に乗る。
キルト展は作品数も多くて、見ごたえがあった。
キャシーさんの人生の歩みや、家族とのかかわりなどが作品横のコメントからうかがえる。
初期の作品は、とてもキルティングの巾が狭かったり、針目が大きかったりするものもあって、なんだかとても親しみを感じた。
ステンドグラスキルト、タヒチアンキルト、初期の頃のアメリカンパッチワークキルトなども含めて、キャシーさんの多様な世界を堪能する。
一応三越の地下を楽しんでから、駅前に戻る。
広島焼の昼食の後、福屋の中にあるジュンク堂をのぞき、その後地下で食料品を買って帰るといういつもコース。
うえのの穴子飯は三越に行く前に福屋に寄って取り置きしてもらっていたので、無事に買えた。
これを手に入れただけでも、広島に来た甲斐があったような気がする。
一度宮島口の本店に行って、出来立てを食べてみたいものだ。
最近デパートで買うのは調味料が多い。
スーパーにはない、京都の豆腐用だし醤油、梅塩、愛媛の辛子味噌、伊豆の練りわさびなど。
崎陽軒のシューマイと京都錦市場のおやじなかせも、見つけたら必ず買っておく。
あと、広島のお菓子、くにひろやのブランデーにしっとり漬かった洋酒ケーキと、パイナップル餡の鳳来饅頭。
これで全国のおいしいもの買出しとキルト展を楽しんだ広島行きはおしまい。
あんまり暑かったので、帰りの新幹線で冷凍みかん(ちっちゃくて可愛い)を買って食べる。
いまどきのは皮がちゃんとむいてあるんだね。
皮をむかなくてもいいから「むかん」というネーミング。
昔を思い出してしまった。
「きょうはひさしぶりに、しごとからかえってきたきんじょのおねえちゃんにあったよ。
おやつもどっさりもらってうれしかったので、げんきにあるいてかえるんだ~。」
by hideko0611
| 2013-08-10 01:53
| 広島観光
|
Comments(0)