アンとの再会

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「菊(赤&黄)」

朝一番に物産展に行ったのに、図書館の古本市は明日(と火曜日)だったし、楽しみにしていたグルメロード安田さんは出店していなかった。
朝一番と言っても、私よりずっと早く行ってくじの行列に並んでいる人達がこんなにいる。
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それでも、うにや塩辛、魚の干物などを買って帰る。
しばらく前に亡くなった長寿犬ジュニア君のおうちの、木工作品のお店リトルウッドが出店していた。
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ご主人が作った作品を、自宅に隣接したお店で販売している。
ここで、炒め物などに使う柄の長いスプーンを購入。
普通は平たい木べらを使うところを、これを使うとなかなか具合がいいらしい。
「また使った感想を聞かせて下さいね。」
と言われた。

今日はよたろうさんの水墨画の展示もダブルで鑑賞。
午前中は福川のふれあいセンターで、午後は防府のアスピラート。
もう一つ佐波公民館にも出品しているのだけれど、さすがにそこまでは足を延ばせなかった。
(今日は電車で行ったので。)
ちょっとあわただしい一日だった(合間に裏庭の鉢の整理もした)せいか、夕食の炊飯予約スィッチを入れ忘れてしまった。
なすと味噌汁のそうめんのそうめんが多めだったので、それを主食にしてもらうことにしたが、普通はもう少し早く気がつくのに・・・と反省する。
食事の後、ジャスミンティーを入れて心を落ち着かせた。

新潮文庫の今月の新刊で、「赤毛のアン」シリーズの最新刊が上下2冊になって刊行された。
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モンゴメリーの死の当日、何者かによって出版社に持ち込まれた原稿で、完全な形で出版されるのは初めてだということ。
訳者は村岡花子さんの孫の村岡美枝さん、というのもうれしい。
無人島に1冊だけ本を持って行くとしたら、この本・・・というぐらい「赤毛のアン」が好きな私にとっては、素晴らしい贈り物をもらったような気分。
アンとその家族を直接に描いた話ではなく、ここかしこでブライス家の人々が話題にのぼる(だから原題は「ブライス家の人々、引き合いに出される」というような意味)15の短編小説と、アンやウォルターの作った41篇の詩に、家族が感想を述べ合う場面からなっている。
人間や人生の負の部分も多く描かれているようだが、これは他の作品にもけっこう見られる。
何よりも戦争に対する否定的な思いが強く打ち出されているようだ。
ゆっくりと味わいながら読んでいきたい。

見返り美犬。
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by hideko0611 | 2012-11-03 21:47 | 読書 | Comments(0)
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山口でのびのび自由に生きる柴犬「海」&「快」と、のびのび気楽に暮らす私の日記


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