再チャレンジの味

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「リュウキュウアサガオ」

イズミで買い物をしていたら、試食販売をやっていた。
電子レンジで作るカップヌードルごはん。
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その昔、カップヌードルが売れた後、日清食品がカップライスを発売したことを覚えておられるだろうか?
カップヌードルと同じように、お湯をかけるだけで食べられるご飯のシリーズ。
エビピラフとか、あと数種類あったような気がする。(実際は7種類だった。)
私はけっこう好きだったが、時代が早かったのか、日本人のごはん信仰(お湯をかけてもどすご飯なんて・・・)に合わなかったのか、すぐに消えてしまった。
日清食品の二代目社長、安藤宏基氏の著書「カップラーメンをぶっつぶせ!」(中公文庫)によると、それは1974(昭和49)年のことで、
「カップヌードルの成功で得意の絶頂にあった創業者は、勢いに乗って即席ライスの開発に乗り出した。
これが手痛い失敗となる。」
とある。
当時政府の倉庫に、古米、古古米と呼ばれる余剰米が山と積まれていたのを、加工米飯として商品化できないか、当時の食糧庁長官に持ちかけられた話らしい。
売れなかったわけは、値段が高かったこと(カップライス1個で袋ラーメンが6個買えた)と、
「ご飯は家でも炊けますが、ラーメンは自分では作れませんからね」
という主婦の声に代表されるように、消費者が商品価値を認めてくれなかったこと。
今の時代なら需要がありそうなものだけど・・・。
後を継いだ二代目安藤社長は、2009(平静21)年、電子レンジで作るカップライス「GOFAN(ゴーハン)」を開発、そして今回のカップヌードルライスにつながっていく。
しばらく前に店頭で見つけた時に、面白そうと思ったが、味が濃いような気がして買わなかった。
試食してみると、たしかにカップヌードル味だが、思ったよりあっさりとしていて、味が濃いめのピラフという感じ。
ビールに合いそう。
今日はいつもより安くて1個238円だったので、2個買ってみた。
日清食品のホームページで確認すると、去年の8月から販売されている。
売れ行きはどうなのだろう?
よたろうさんに食べさせたら、何と言うだろう?

なんと、快が生後3ヶ月にもならないのに、石垣の上に上った!
よく確かめたら、大きな石を足がかりにして上ったみたいで、ぴょんと飛び乗ったわけではなさそうだが、すごいパワー&身体能力。
これはその後私が抱っこして乗っけたやらせ写真。
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犬は高所恐怖症だと聞くが、前の海は、この石垣の上から景色や人を眺めるのが何よりも好きだった。
もちろんもっと大きくなってからのことだけど。
快は下でよたろうさんががんぜきで草を集めている音が気になってのぞいたようで、まだそれほど上りたい気持ちは強くないみたい。
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「せまいとこへもぐりこむほうがすきっ。」

by hideko0611 | 2011-10-08 21:04 | B級グルメ | Comments(0)
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山口でのびのび自由に生きる柴犬「海」&「快」と、のびのび気楽に暮らす私の日記


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