夜更かし
「イベリス」
屋外で冬を越して、しかも株分けもうまくいって、この寒い春にもう花を咲かせている、宿根草の優等生。
まだまだ寒い。
いつものように福川漁協婦人部の手作り惣菜、名物のえび天を初め、ギョロッケ、セグロの天麩羅、セグロのしょうが煮、たきこみご飯(えび天は1枚100円、後はすべて200円)を買い込む。
パン教室の手作り蒸しパンとマドレーヌも。
このパン教室は、私の通っているお菓子教室の先生が講師をされているのだ。
展示は9時からだけど、早めにオープンしていたので、パッチワーク、よたろうさんの水墨画を初め、皆さんの作品を見せていただく。
去年も思ったことだが、子どもたちの習字作品がのびのびしていてとてもいい。
これはよたろうさんの力作のお雛様。
とっても細かいの。
昨夜は2時頃までかかって「小暮写眞館」を読み終えてしまった。
う~ん、最後こういう着地の仕方をするか~という感じ。
絶望の中にも小さな希望を残す宮部さんらしいラストだった
その希望は人の真摯な思い、人と人とのつながりから生まれるもの。
考えてみると、この人の作品はハッピーエンドじゃないものも多いのに、私が好きなのはそこなのだ。
クリント・イーストウッドの監督作品(「許されざる者」や「ミリオンダラー・ベイビー」など)を見ても、同じことを思う。
というわけで睡眠不足の私は、午後は半覚半睡状態。
引き続きエンターテイメントの「獣の奏者」の番外編を読もうかと思いつつ、そうなるとまた読みふけってしまうので、ちょっと軽めのエッセイを・・・と、江國香織さんの「やわらかなレタス」を読みながら。
江國さんは庄野潤三ファンだというだけあって、エッセイになると同じ世界を感じる。
「~しなくちゃならない」とう強迫観念にかられてしまうところとか、車の運転がうまく出来ないとか、私と共通点があることが分かり、嬉しくなる。
この人の言葉や物に対する感性は素敵だなぁ。
たくさんある食にまつわるエッセイとは一線を画している。
そうそう、ロールキャベツはとてもおいしかった。
母も食べてくれたし、よたろうさんは大好きなケチャップでアレンジしながら喜んで食べる。
あまりに大きいので、1個を3等分したらちょうど食べやすいサイズになった。
寒さが続くので、桜の開花が遅れている。
今どんな状態かなぁと思って、いつも他に先駆けて咲く2本の木をチェックしに行った。
福川小学校の東門のところにある木は、何輪か咲き始めているが、花が小さい。
西門近くの木は、もうすぐ咲きそう。
こんなにふくらんでいる。
暖かくなったら一気に咲きそうだ。
今満開なのはアンズ。
by hideko0611
| 2011-03-27 21:56
| 読書
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