晩秋の須々万へ
「風車菊」
暖かいを通り過ぎて、日中は少し暑いぐらいの小夏日和。
せっかくなので、バイクで西へ北へと走って、またプチ紅葉狩り。
朝は戸田の「ゆーとぴや」へ行く途中、夜市のナフコやマックスバリューの道沿いに植えられているカエデやイチョウ、ケヤキの木漏れ日を楽しむ。
やっぱりイロハカエデの真紅は格別に美しい。
「ゆーとぴや」では夜市特産のごぼうを入れたシフォンケーキの試食とアンケートをやっていて、もちろん私も参加する。
今から商品として売り出そうとしているんだって。
ごぼうの風味はあまり強くなかった。
その方が万人受けするのかもしれない。
夜市のごぼうは確かにおいしい。
スーパーには置いていないので、直売所でないと買えない。
今日も買って来て、夕食にあなごの柳川風をよたろうさんが作ってくれた。
夜市の赤土がおいしさの秘密らしく、里芋もおいしいらしいが、我が家の里芋(親戚からもらった種イモがいいのだ)もそれはそれはおいしいので買う必要はない。
午後からはあまりの陽気に、須々万まで頑張って行ってしまう。
今日はどこへも寄り道しないで、まっすぐ「うおふく」へ。
時間と距離を測ってみた。
19Kmを45分で走る。
途中で何度も停まって写真を撮ったので、5分ぐらいロスしているかもしれない。
山の紅葉は思ったほどでもなかったが、それでも以前に比べると雑木林がさまざまな色に塗り分けられている。
今まで気がつかなかったが、この小さい滝にはちゃんと名前がついていた。
大道理近くのぶどう直売所はもちろん閉まっている。
また来年までさようなら。
「うおふく」では、私の持っていないオキザリスとビオラの「「野うさぎミーモ」を探したが、どちらもなかったのは残念。
中輪のピンクの菊(スプレーマム)と、白いラベンダーの苗を買って帰る。
おばさんが、自家製のなめこを下さった。
大きくて立派!
帰り、須々万と大道理の間にあるこの看板の店に寄ってみた。
火曜日が休みだというので、今までは寄れなかった。
「古本」と書いてあると、それだけで興味がわく。
普通のおうちのような可愛らしいお店。
前の畑で奥さんが仕事をしておられたが、その横には放し飼いの鶏という懐かしい風景。
本棚が四つほどと、周囲の壁に本が並んでいて、私のほしいものはなかったが、せっかくなのでよたろうさんのために、院展の図録と漢詩の本(どちらも200円)を買って帰る。
「お茶を入れましょう。」
と、庭仕事から戻った奥さんが言って下さったが、もう3時を過ぎていたので、時間が気になり、残念ながら辞退して帰って来た。
物静かな感じのご主人が、中で文庫本を読みながら店番をしておられた。
お店の中にあった大きな像のようなものはご主人の作?
いろいろ聞いてみたいこともあり、お近づきになりたい雰囲気のご夫婦なので、近いうちにまた行ってみよう。
野草も古本も、商売というより趣味に近い感じだった。
そこから、つるべ落としの秋の日暮れと競争でスピードアップしたので、食材を買っても4時に家に到着(出たのは1時20分)。
これが今日の小さな旅。
朝、出かける私を見送る海。
あまりの暖かさに、長椅子の腕(でいいのかな?)のところにあごを乗せて、うとうと・・・。
by hideko0611
| 2010-11-20 23:28
| 山口観光
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