またまた眠い
「馬酔木」
昨夜の睡眠は約3時間。
12時過ぎまで読書をしていて、そろそろ寝ようかなと思った頃に、また海の夜鳴きが始まる。
家の西側の崖に向かって吠えているのは、この前と同じ。
この前は寒くてがまんが出来ず、海が鳴きやむとすぐ中に入ったけれど、1ヶ月たっただけで全然夜の気温が違う。
2、30分そばにいて撫でてやったり、遊んでやったりする。
夜の闇は、沈丁花と水仙の香りにうっすら染まっている。
昨夜は、崖の上の方で何者かがごそごそうごめく気配が、私にもはっきり感じられた。
「ニャー」という鳴き声も聞こえたような・・・。
ということは、猫?
猫ならどの子?
まあ、私が外に出るとすぐに鳴きやむので、頃合いを見計らって中に入る。
寝そびれてしまったので、読みかけの本(「銀盤のトレース」 碧野 圭)の続きを読んでしまった。
さあ、寝ようと思った1時半頃にまた海が鳴き始め、外へ出て行く。
20分ほどいて中に入り、30分ほどたつと海が鳴く。
それをその後3回繰り返して、とうとう午前3時。
ちょうどつけた「ラジオ深夜便」はNHKの番組の主題歌、テーマ曲特集をやっていた。
「笛吹き童子」からスタート。
「鐘の鳴る丘」の主題歌は、「とんがり帽子」という題名だったんだと初めて知る。
なんという軽快なメロディ、向日性に満ち溢れた歌詞よ、と思いながら聴く。
「ちろりん村とくるみの木」は、見ていたはずなのに、歌に聞き覚えがない。
「1丁目1番地」まで聴いて、眠りにつく。
それにしても、野生動物や野良犬ならともかく、自分の家の猫がごそごそして犬が鳴いていたのだとしたら困ったもんだ。
突然「マッチポンプ」という単語が頭に浮かぶが、ちょっと違うね。
「自業自得」でもないし、「自給自足」でもない。
でも、なんだかそういう気分。
朝からの雨もあり、ゆっくり寝ていたいという誘惑にかられながら、今週は先週行けなかった分3回行こうと思っているので、卓球に行く。
かなり本格的な降りで、風も少し出ているが、気温が高めなので、雨具に身を固めて出発。
月曜日の常連の人はほぼ来ていて、にぎやかだった。
サナエちゃんにも2週間ぶりに出会えてよかった。
今日もSさんの横切れサーブが半分以上とれずに苦戦する。
練習の最後にSさんにサーブを出してもらって、サナエちゃんの
「少しドライブぎみに・・・。」
というアドバイスを受けて、そのようにやってみると多少ましだった。
私は横のサーブに弱いことが自分で分かっているので、しばらく鍛えていただこう。
帰りは往きよりも雨がひどくなっていた。
家に着くと、なんと庭ガーデン用の机が強風で家の前の坂の下まで飛ばされて、再起不能に近いぐらい壊れていた。
海は不穏な天気が心細いのか、朝トイレはすませているのに、ずっと濡れたまま庭に立ちつくして、きゅんきゅん鳴いていた。
すぐに外へ出してやる。
(短時間で帰って来た。)
強風注意報(ほかにも波浪や雷注意報も)が出ていたらしい。
海は夕方も雨が降り続く中、福川小学校までのロングバージョンの散歩を要求して、私ともども大いに濡れる。
少しも濡れることのない、幸せなひとみ。
by hideko0611
| 2010-03-15 18:03
| 柴犬との暮らし
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