ゆきすぎた雪
「(雪をかぶった)ハクモクレン」
まさに言葉は言霊。
一昨日のブログで、
「今年最後の雪が見たい~。」
と書いたら、願いが届きすぎてしまった。
山口は3月としては記録的な大雪にみまわれている。
周南市は、ただいま暴風雪大雪波浪警報発令中(16時48分)。
山口県全域に暴風雪大雪警報が発令されている上に、海に面している分、波浪警報がプラスされた。
朝起きた時は雨だった。
だから海は小屋の中にいるし、散歩は後回し。
ところが朝食の準備中に、みぞれ、そして雪に変わっていく。
せっかく焼きたてのトーストと熱い紅茶でおいしく食べているのに・・・と思ったが、この後雪がひどくなるのかもしれないと思い、連れて行く。
気象予報士海クン、健在なり。
あっという間にあたりが白くなる。
帰って来てからも、海は雪の庭を走り回って遊んでいた。
さて、海はどこにいるでしょう?
答え:梅の木の下にいます。
顔に雪が積もっても気にしない。
青空が似合うハクモクレンが、綿帽子をかぶって白無垢の花嫁さん状態。
こんな景色もめったに見られないだろう。
今まで何回か雪が積もったことはあるが、たいてい夜のうちに積もった分が、日中に日差しが出てとけていくというパターンだった。
今回は1日中降り続き、日差しはまったく出ない。
雪雲が次から次へとやって来ているのだろう。
粉雪になったり、ぼたん雪になったり、たまにみぞれになったり、とにかく止むことがない。
昼過ぎに海はもう一度きゅぅ~ん攻撃をしたので、出してやったが、どうもこれは外に出たかっただけのようだ。
しばらく遊んで帰って来た。
猫たちは小屋の中。
(ひとみはもちろん部屋の中で、湯たんぽに寄り添って眠っている。)
よたろうさんの水墨画は延期の連絡を回し、私はお菓子教室、申し訳ないが欠席の連絡を入れる。
バイクは雪の坂道に弱いのだ。
家から一歩も出られないし、野菜も雪に埋もれているけれど、冷蔵庫、乾物戸棚にあるものと、昨日の肉じゃがで食事のしたくには困らない。
たぶん1週間降り込められても大丈夫だろう。
よたろうさんは1日絵を描き、私は必死にバッグを仕上げる。
中袋と見返しを合わせてまつるのが難しく(どちらか一方があまってしわになる)、1回全部縫ってからほどいてもう一度やり直す。
最後の端ミシンも一部やり直しがあったが、とうとう完成!
ふたを開けると・・・
あと底板を入れたり、マグネットスナップをつけたりしないといけないが、一応やよいまつりに出品するにはこれで十分。
そうしている間も、雪は絶え間なく降り続く。
これが夕方の風景。
庭の植物もすっかり雪の下。
きっと今夜の寒さで、明日はあちこち凍るんだろうなぁ。
海の散歩も、よたろうさんに行ってもらわなくては。
明日も家にこもって暮らそう。
by hideko0611
| 2010-03-10 18:08
| 四季の移ろい
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